47年も探していた歌の名前がわかった！！！びっくり！

どうでもよいお話なのですが、よろしければ、どうぞお付き合いください。

東京の下町人形町の小学校に通っていた私は、ひどい喘息で「大人になれないかもしれないなあ」と危惧している、アトピーで体の弱いぼっち少年でした。

人形町から秋葉原の電気街は自転車で行ける距離でありました。
私はそこで手に入れたSONYのICF-５８００という短波ラジオで海外の放送を聴くBCL（Broad Casting Listener)という趣味にハマっておりました。
この画像です。懐かしいなあ、、なつかしいなあ。。。
https://www.google.com/search?sxsrf=ALeKk00p3F0yJhI0b7xAvRoXEtNmP0LCHg:1584153695866&q=sony+icf+5800&tbm=isch&source=univ&client=firefox-b-1-d&sa=X&ved=2ahUKEwjM6L6y-JjoAhX6HjQIHeHZDnAQsAR6BAgKEAE

いつも一人でいた黒谷少年は、毎日海外の短波放送を聞きながら世界中に心を飛ばして妄想の世界で生きておりました。特に自由中国の声（台湾）をはじめ、ラジオオーストラリア、ボイスオブアメリカ、ドイチェベレ、ラジオジャパン海外向け放送、などいろいろな国の放送を聞いては、海外には日本よりも面白い生活があるのかなあ、日本みたいないじめっ子はいないのかなあ。。などと更に妄想と空想を重ねる毎日でした。
そして、国内放送で欠かせなかったのはもちろん「オールナイトニッポン」でありました。懐かしいですね。

たまたま、台湾の華僑が近くに住んでいたり、戦時中に満州帝国で特務機関に属していた親の友人の叔父貴でがおりました。かれは中国人の役者を集めて京劇団を作り、自ら中国人の座長に化けて中国各地を回って暗躍していたというつわものでした。こういった人々に中国語を教わったり、古き良き華人社会の事や、反共精神の大切さの薫陶をわからないなりに受けておりました。奇縁ともいえる出会いでした。

体の弱さを漢方薬とお灸で完治させることになって東洋医学に憧れ、しかし反共精神の強さから、いわゆる現代中医学は学問として学んだものの、臨床では古典医学を貴ぶ日本伝統の漢方薬と鍼灸を目指したのは、このような経緯からだといえましょう。
そして、後に「正しい日本の歴史」を学び、証人たちにも会うことができて、日本を愛することのできる日本人になることができました。

あ、話がそれてしまいました。短波放送で「自由中国の声」を好んで聴いていたのはこれらのような背景があったからなのです。
当時の短波放送はとても単純な構成で放送時間も45分ほどであったので、内容も限られていました。
ニュースの後は、台湾の紹介と少しばかりの歴史や政治的なお話、、そして音楽鑑賞の時間には、中国古典音楽と、歌謡曲が一曲ずつかかっておりました。
この音楽なのですが、いっつもおんなじ音楽であったのです。そのときにず～～っと耳に残っていたのが、本日やっと見つけ出した歌謡曲なのでした。別に歌の内容は短波放送特有の雑音で始めからよくわからなかったのですが、このメロディーの曲名を知りたいなあと思いつつ、47年もたっていました。

若いころは台湾人に会った時にいつもうっかり聞くのを忘れてしまっていたり、目の前でうろ覚えの曲をハミングするのも気恥ずかしくて、結局曲名を聞き出すことはできませんでした。
渡米してからは、中国系の東洋医学会に属しているので、台湾か東南アジア出身の同年代以上の東洋医師仲間に、勇気を出して、ハミングをしてみたのですが、誰にもわかってもらえませんでした。台湾人の患者さんにもハミングしてみたことがあります。
これって、、私がどれだけ音痴であったのかということですよね。。私のハミングを聴いて赤面する人もいました。。恥ずかしい。実に恥ずかしい。。そして、Youtubeの検索欄にも何度もいろいろな模試を入れて検索してみましたが駄目でした。

そして先ほど！Youtubeでたまたまいろいろ検索していたら、ポロっと出てきたのです！
それがこの歌だったのです。曲名は「心有千千結」っていうのか。。。なつかしいなあ。。あの当時の記憶と情景がガンガン脳裏に浮かびます。

https://youtu.be/wY5sWjkD4X0

あの時は11歳でしたので、あれから47年。。。やっと、「喉につかえていた小さな小さな骨がとれた」気持ちです。

どうでもよいお話でした。失礼しました。でもなんかうれしくてうれしくて。。。。




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