しばらく前、詠春拳の道場で師匠や先輩方と組むことになりました。
練習方法は 過手というやつで、はじめはお互いの手を絡めあって相手の動きを探り、隙ができたらいきなり組手に変るというルールです。
そこはまだまだ素人の情けなさ、、、みなさんが手加減をしてくれているのはわかるのですが、思い切り打撲です。
特に眼をつぶったままで相手の動きをお互いに触れ合っている腕から読み取って反撃をする稽古がありました。この時に、空手出身のゴツイ先輩の拳が私の左胸に炸裂、、、ドスドスドスッと何度も極められてしまいました。この先輩は手加減を知らないので、肋骨をやられてしまったようです。
肋骨というのは、簡単にひびが入ります。。。そして、衝撃を食らった直後はそんなに痛くは無いものです。しかし、約1週間後から痛みが来るのです。重い感じのいやーーな痛さです。。。そしてセキをすると胸の奥にキンキンと響く痛さです。
それでも詠春拳の稽古を休む気はありませんので、とにかく胸に攻撃を食らわないように異常に気をつけながら出席を続けています。
このような時、伝統的な漢方方剤には、こういった新規の打撲や、なかなか治らない古傷、現代では手術痕などを癒すものがいくつかあります。こういった漢方方剤は古来より、戦争に行って落馬したり、剣で切られたり、女性であれば難産だったりの後の癒しに使われてきました。こういう状態が、いわゆる瘀血(おけつ)ができているという事になります。
交通事故で体にショックを受けたり、精神的に非常につらい思いをしたり、流産や堕胎で体に負担をかけたり、手術をしたあとなどは、特に瘀血が発生しやすいものです。
なんだかだるい、疲れが取れない、落ち込んでどうしようもないという苦しさも加わって、世の中が嫌になってしまうこともあります。
古来より、瘀血を駆除する漢方方剤はたくさんあるのですが、一般的な方剤をご紹介いたします。
まずは通導散(つうどうさん)
これはとても強い瘀血(おけつ)の駆逐効果があります。
内容の中に蘇木(スオウとよみます)という割と強い漢方薬が入っていますので、妊婦さんにはお勧めしません。
しかし、瘀血(おけつ)のために妊娠しにくくなっている方には、通導散は大いに使われるます。患者さんの中には「でも、それを飲んでも、せっかっく妊娠したのにそのまま流れてしまうのじゃあないですか?!」とのご指摘がありますが、心配は無用です。
ご妊娠が分かった時に飲むのをやめて、代わりになる漢方薬を飲んでゆけば問題ありません。
次は桂枝茯苓丸 (けいしぶくりょうがん)です。
これは、瘀血(おけつ)の処理のために、もっとも使われる漢方方剤です。
誰でも必ず少しは瘀血(おけつ)を持っているものです。特に女性はこれができやすいので、健康な方でも年に一度1か月から2か月だけこれを飲むのも一つの健康管理法と言えるでしょう。
内容的に強すぎることはないので、どなたでも安心をして服用することが可能です。
そして、桃核承気湯(とうかくじょうきとう)
これは、桂枝茯苓丸 (けいしぶくりょうがん)を使う方で、便秘が起きているときにこれを服用します。あるいは、さきにこの桃核承気湯で便秘を改善してから、桂枝茯苓丸 (けいしぶくりょうがん)に変えてゆくことでもよろしいです。
瘀血(おけつ)の処理をすると、傷(手術痕、打撲、古傷)を加速的に癒すことができます。慢性の腰痛にも大変効果が出てきます。
また、瘀血(おけつ)があると、顔が黒くすすけていたり、シミそばかすが多くなってきます。瘀血(おけつ)治療をするとこれらが改善されて顔色がよくなります。いいはなしでしょう。。。
練習方法は 過手というやつで、はじめはお互いの手を絡めあって相手の動きを探り、隙ができたらいきなり組手に変るというルールです。
そこはまだまだ素人の情けなさ、、、みなさんが手加減をしてくれているのはわかるのですが、思い切り打撲です。
特に眼をつぶったままで相手の動きをお互いに触れ合っている腕から読み取って反撃をする稽古がありました。この時に、空手出身のゴツイ先輩の拳が私の左胸に炸裂、、、ドスドスドスッと何度も極められてしまいました。この先輩は手加減を知らないので、肋骨をやられてしまったようです。
肋骨というのは、簡単にひびが入ります。。。そして、衝撃を食らった直後はそんなに痛くは無いものです。しかし、約1週間後から痛みが来るのです。重い感じのいやーーな痛さです。。。そしてセキをすると胸の奥にキンキンと響く痛さです。
それでも詠春拳の稽古を休む気はありませんので、とにかく胸に攻撃を食らわないように異常に気をつけながら出席を続けています。
このような時、伝統的な漢方方剤には、こういった新規の打撲や、なかなか治らない古傷、現代では手術痕などを癒すものがいくつかあります。こういった漢方方剤は古来より、戦争に行って落馬したり、剣で切られたり、女性であれば難産だったりの後の癒しに使われてきました。こういう状態が、いわゆる瘀血(おけつ)ができているという事になります。
交通事故で体にショックを受けたり、精神的に非常につらい思いをしたり、流産や堕胎で体に負担をかけたり、手術をしたあとなどは、特に瘀血が発生しやすいものです。
なんだかだるい、疲れが取れない、落ち込んでどうしようもないという苦しさも加わって、世の中が嫌になってしまうこともあります。
古来より、瘀血を駆除する漢方方剤はたくさんあるのですが、一般的な方剤をご紹介いたします。
まずは通導散(つうどうさん)
これはとても強い瘀血(おけつ)の駆逐効果があります。
内容の中に蘇木(スオウとよみます)という割と強い漢方薬が入っていますので、妊婦さんにはお勧めしません。
しかし、瘀血(おけつ)のために妊娠しにくくなっている方には、通導散は大いに使われるます。患者さんの中には「でも、それを飲んでも、せっかっく妊娠したのにそのまま流れてしまうのじゃあないですか?!」とのご指摘がありますが、心配は無用です。
ご妊娠が分かった時に飲むのをやめて、代わりになる漢方薬を飲んでゆけば問題ありません。
次は桂枝茯苓丸 (けいしぶくりょうがん)です。
これは、瘀血(おけつ)の処理のために、もっとも使われる漢方方剤です。
誰でも必ず少しは瘀血(おけつ)を持っているものです。特に女性はこれができやすいので、健康な方でも年に一度1か月から2か月だけこれを飲むのも一つの健康管理法と言えるでしょう。
内容的に強すぎることはないので、どなたでも安心をして服用することが可能です。
そして、桃核承気湯(とうかくじょうきとう)
これは、桂枝茯苓丸 (けいしぶくりょうがん)を使う方で、便秘が起きているときにこれを服用します。あるいは、さきにこの桃核承気湯で便秘を改善してから、桂枝茯苓丸 (けいしぶくりょうがん)に変えてゆくことでもよろしいです。
瘀血(おけつ)の処理をすると、傷(手術痕、打撲、古傷)を加速的に癒すことができます。慢性の腰痛にも大変効果が出てきます。
また、瘀血(おけつ)があると、顔が黒くすすけていたり、シミそばかすが多くなってきます。瘀血(おけつ)治療をするとこれらが改善されて顔色がよくなります。いいはなしでしょう。。。
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