引退表明会見を終えた木佐貫投手は、全体練習に合流。
この日出場選手登録された右腕に、登板機会は訪れました。
4点を追う5回でした。初球を外角いっぱい のストレートで決めると、追い込んで
からは数々の打者をしとめてきたフォークで空振り三振に。
さらに、続く打者からも空振り三振を奪い、最後は平凡なニゴ ロに打ち取りました。
熱のこもった11球のラストパフォーマンス。
最後の勇姿にスタンドからは大きな拍手が送られ、ベンチ総出で迎えられました。
最後の登板前のコメントでは「ファイターズでプレーしたのは3年間と
短かったですが、温かく応援していただき、ファンの皆さんにはとても
感謝しています。
現役生活で印象に残っている のは、ジャイアンツ時代にプロ初登板で
打ち込まれたこと、そして、ファイターズに移籍して初めて札幌ドームで
お立ち台に上がった時のことです。お立ち台か ら見た景色をこの先も
忘れることはないと思います。13年間、ありがとうございました」
木佐貫投手らしいコメントでした。
ラスト登板に対してのロッテのクリーンアップは、敬意を表するような
バッティングでしたが、同じ野球人として引退をする投手に「花を持たせた」
とも言えるでしょう。
今後の木佐貫投手に期待をしたいと思います。
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