2014.06.04日ハム6ー2広島 札幌D
まさに「出た~」という瞬間だった。
プロに入って初の160キロストレートに丸はなすすべもなかった。
これがこの日のビッグなワンシーンとなる。
この日の大谷は5回10三振を奪うが、うち9三振は空振りでの三振だった。
この日はマエケンを見るためにメジャーのスカウトがネット裏に陣取っていたが、この日の主役は大谷翔平という19歳の若者に目が釘付けとなっただろう。
今のメジャーで160キロを投げる投手はそうそういないのではないだろうか?
おまけに投げて良し、打って良しの二刀流だけに、評価は鰻のぼりとなるはず。
このまま怪我もなく順調に育ったなら、マー君以上の評価を得るかも知れない。
日ハム5回裏の攻撃は7番投手大谷からの攻撃。
大谷は「おかしな2塁打(ありえんヒット)」で出塁し、市川の送りバントで3塁にたどり着いた大谷だったが、中島のレフト前ヒットで同点のホームイン。
しかし、ラクラクのホームインであるはずが、何故かギリギリ???
レフトの位置を確認していなかったのか?
あわやボーンヘッドになったかもしれない走塁は、勉強が必要!
後で知ることになるが、この走塁で大谷は「軽い捻挫?」を起こしてしまうが。
同点に追いついたこのあとは、マエケンをつるべ打ちが始まる。
近藤君のレフトオーバーの2塁打で遥輝が生還。
3-1と逆転だ~。
マエケンはOK寸前になってしまう。
哀れマエケン!
遥輝、近藤君、岱鋼と続き締めを飾ったのは、やはり広島戦にめっぽう強い中田翔だった。
さすがのマエケンもこの連打には肩を落とし、笑うしかない結果となるが、前日泣きが入った野村監督の思いは?
この回で日ハム勝利は確定的になった。
しかし、大谷の負傷を予測していなかった日ハムブルペンは大慌てになる。
TV解説をしていた金村氏も、そしてファンも6回での大谷降板は予想外だった。
5回を終わって3安打10三振という好投を演じていただけに。
誰もが「なんで?」と思ったはず。
TVの前の私も
ホームでの捻挫は知らないわけだから、大谷の続投を誰もが期待をしていたはずだ。
まさかの緊急登板のカーターは、ノーアウト満塁の危機に瀕すが、3塁近藤君のファインプレー(ファールフライ捕球)などもあり、無失点で6回を切り抜ける。
結局、昨日に続き無死満塁のチャンスを逃した広島の拙攻にも助けられて日ハムは連勝を飾ったが、札幌ドームで快速160キロを見たファンにとっては後々語り継がれる一日になるだろう。
果たして大谷の160キロオーバーはいつどこで出るかに思いを馳せたい。
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