ついに開幕をした全英オープンですが、イングランド独特の気候の変動と英国
独特のポットバンカーに泣かされた選手が出るなど、悲喜こもごもの初日となり
ました。
悲願の初メジャータイトル獲得を目指す日本期待の松山英樹は、午前のスタート
で2アンダー12位の好位置をキープしてホールアウトをしましたが、午後組と
なった谷原秀人、池田勇太、宮里優作の3選手は、タフなコースに苦労をして
いたように思いました。
なかでもパットの名手でもあり、今季はヨーロッパツアーで活躍をしている
谷原秀人選手は、出だしの1番、2番で連続ボギーでつまづくと、前半だけで
バーディなしの4オーバーの苦戦を強いられ、後半14番のpar3ではグリーン
左のポットバンカーでの脱出に3打を要し、トリプルボギーの7打を叩いて
仕舞う不運に。
誰が見てもあの冷静な谷原選手が、すっかり我を忘れてしまったのですから
やはりメージャーは怖いですね。
結果、谷原選手は7オーバーでホールアウトをしましたが、天候次第ながら
予選カットはイーブンもしくは1オーバーあたりでしょうから、奇跡的な追い
上げが必要になるでしょうね。
一方、池田勇太選手は、セカンド、サードショットの距離が合わずに苦労をして
いましたね。前半はバーディなしの2オーバーでインに入りますが、10番では
Wボーギーを叩き4オーバーになってしまいます。
まさに我慢の連続でしたが、谷原選手がトリを叩いた14番では1.5mに付けると
この日初のバーディを奪い、続く15番でも連続バーディとして盛り返します。
17番のPar5では惜しいパットを外しますが、最終18番では見事にバーディを奪い
1オーバー53Tでホールアウトをしました。
それとなく期待が持てるゴルフをしてくれましたが、まずは予選通過を目指してキレ
味鋭いアイアンの凄さを発揮して欲しいですね。
今大会でも際立って目立つのは、池田選手のキャディさんです。
近年男子ツアーでのキャディは、圧倒的に男性が多いように思うのですが、TVを通じ
ての色白美人の彼のキャディさんは.......。
坂井恵さんという名前のようですね。
コースではglassに隠されていて面立ちは判りませんが、結構な美人でした。
好きな場所は北海道とお答えになっていますが、風土が似通っている英国での活躍を
期待したいと思いました。
宮里藍ちゃんのお兄ちゃんは、池田選手同様に後半インに入って盛り返し、イーブン
パーの38Tでホールアウトをしました。
12番ショートでボギーを叩きバーディ無しの3オーバーと苦戦を強いられていました
が、13番、14番と連続バーディを奪い池田選手同様に最終ホールでもバーディとし
て明日につながるホールアウトでした。
父親の優さんは、藍ちゃんの応援が終わると英国に飛ぶ忙しさですが、優作選手も
大きなポカがなければ、予選突破は間違いないでしょうね。
2日目はかなり天候に左右されるでしょうが、谷原、池田、宮里の3選手は午前のス
タートですからTV中継が始まる頃には、結果が出ているでしょうね。
楽しみに待つことにいたします。
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