日々雑感「点ノ記」

備忘録(心の軌跡)

試されているのは私たち

2007年07月24日 | インポート
選挙があれば、私たち有権者は誰かを選んで投票する。

どのような考え方の人か、その人が所属している政党や組織などの基本方針はどうか、話し方や表情から推察される人柄はどうか、どのような活動をしてきた人かなど、人によって様々な評価基準があると思う。

それぞれの評価基準は色々であっても、その選挙結果において選ばれた人たちには大きな権限が与えられる事になる。

それが国政選挙であれば、国民の代表として、国家の方向性を左右する権限を与える事にもなる。

ある政党の党首が、その演説で

「現政権は、ブレーキの壊れた自動車を運転しているようなものだ。アクセルを吹かして猛スピードで走り、かろうじてハンドルは付いているが、右にしか切れないようになっている」

というような事を言っていた。

わかりやすいたとえだなと、その表現力に拍手をしてしまった。


このままの状態で前進する方が良いのか、一度停止して方向性をきちんと見直してから進む方が良いのかの判断を迫られている。

選ばれる側が品定めをされているのではなく、選ぶ方の私たちが試されている。

選んでしまってから、そんなはずではなかったのにと思っても後の祭りである。

たかが1票だが、29日には2種類の投票ができる。

試されているのは私たちだ。

豊田かずき