愛野町から眺めた多良岳は、春霞により白い煙幕を張ったように見えました。 気温も高くなり、春到来と思えるような暖い1日でした。
朝からは少し強い雨が降っていましたが、9時ごろには雨もやみ、庭の花々を眺めてみました。
川端の梅の花は満開で、畑の水仙も程よく開いており、ラッパ水仙は見事な黄色い美しい花を今年も見せてくれております。
ゆすら梅の若芽や紫陽花の若芽も萌え出して、我が家の庭は、春到来の様相を呈しております。
雨上がりで気温も高い日には、高来町境川のヤマメも活発に採餌活動をしているはずだと思うと、じっとしている事はできずに境川へ走りました。
10時半ごろには轟の滝の近くのお店のところに到着しました。
先々週のヤマメ釣り解禁日にもとまっていた、佐賀ナンバーの大きな車が止まっていたので、本日はその付近からは入渓せずに、もっと上流部から釣り始めることにしました。
上流部のキャッチアンドリリース区間が始まる橋の少し下流側に、小さなトイレが一つあり、車数台分の駐車スペースが有りますが、そこに車を止めて下流側へ向って歩き、連理の木(相思相愛の木)というがある付近から入渓して、そこより上流側へ釣り上がりました。
細身ではありますが、綺麗なヤマメが適度に釣れてくれました。
春の日差しと木々の緑をを体中に浴びながら、足元に注意して川原を歩き、ここぞと思ったポイントに、シマミミズを付けた仕掛けを落とす。
水流に従って流下する仕掛けの目印を注視して、仕掛けの振込みを数回繰り返す。
目印がツツーと動いた瞬間に、手首で軽くあわせる。
心地良い魚の感触が、竿を通じて伝わる。
中には針がかりが浅くて、水中で銀色の魚体をくねらせて、ばらしたヤマメは、比較的大き目のヤマメが多いように思います。
ばらしたヤマメは、釣り残しておく楽しみということで、次回に来た時の楽しみに取っておくのだという風に思えるようになりました。
境川の上流域でも、放流稚魚あるいは天然孵化したヤマメは、今年も順調に育っているようです。
昨年から、落合いというバス停(夏休み期間中だけバスが運行している)付近で、境川本流と合流する境川の支流(クロニタという集落から入る)へは一度も行っていないので、今年は入ってみようかとも思っております。
釣り人もあまり多くなく、ヤマメはうじゃうじゃと生息している自然の釣り場が、車で30分の所にあるという幸せに、ただただ感謝しております。
川端の満開の梅の花(画像をクリックすると拡大します)
開いた水仙の花(画像をクリックすると拡大します)
綺麗な黄色の花を開いてくれたラッパ水仙(画像をクリックすると拡大します)
本日のヤマメ釣りの釣果(画像をクリックすると拡大します)
豊田一喜