朝の出掛けに、「きょうは帰りが遅くなるから晩御飯はホカ弁でも買って食べといて」と妻。
勤めている保育園の夏祭りで帰りが遅くなるから、夕飯の仕度が出来ないので、自分達で適当に食べておいてということ。
朝はいつもどおりに早目に起きたが、その後は仕事が休みの日なのでゆったりと過ごして、昼前には少し眠っていた。
午後には、今週の頭から、通勤に使っている自動車が熱中症気味で調子が悪かったのだが、その修理が終わったというので、諫早市飯森町の中古車屋さんまで取りに行った。
この一週間は代車での通勤だったが、5日ぶりに自分の車に乗れるようになった。
家に帰ってから夕食をどうしようかと考えたが、外にホカ弁を買いに行くのも面倒に思えたので、自分で作る事にした。
災害に備えて買い置きしているマカロニが何袋かあったので、その中の1袋を使っておかずの一品を作る。
マカロニを茹でる時間は4分間だと袋に書いてあるので、鍋で沸騰させたお湯の中にマカロニを入れて、しばらく菜ばしでかき回してから4分間を待つ。
その間に、その沸騰しているお湯の中に、オクラと、友人が1班のYさんから貰って私におすそ分けしてくれたミョウガを入れてゆがく。
マカロニが茹で上がってからザルに移して、流し水にさらす。
水気を切ってからマカロニを鍋に移し、薄く刻んだミョウガとオクラとキュウリとソーセージを入れて、マヨネーズと和風ドレッシングをかけて和える。
和風ドレッシングが無ければ、代わりにめんつゆを使っても似たような味付けにはなるだろう。
このようにして、夕飯のおかずの一品マカロニサラダは出来た。
冷蔵庫には夕べのおかずの残りのゴーヤの炒め物も入っていたし、豆腐も入っている。
刻んだネギもタッパーに入れて入っている。
炊飯器には冷やご飯も入っている。
息子は、きょうは夜勤でいないので、母と2人分の食事の仕度をすればよい。
1つの皿には半分に切った豆腐にネギをふりかけ、その脇にゴーヤの炒め物を盛り付ける。
もうひとつの皿にはマカロニサラダを盛り付ける。
そのようなセットを2人分作る。
簡単な食事の仕度にも30分ぐらいはかかった。
冷やご飯をご飯茶碗についでから、テレビの前でゴロンとしている母に、「ご飯よ」と声をかける。
仏様に参って、仏飯と水とお茶を引いてから夕食をいただく。
マカロニサラダやマカロニのケチャップ和えなどのおかずは、小学校の頃の給食ではあまり好きな味ではなかったが、味覚は年齢を重ねると変わるようで、今ではこんにゃくや大根の煮つけなどもおいしいと感じるようになった。
最近では高級品になってしまった鯨肉の入ったジャガ煮しめなどの味が懐かしく、おいしいと思うようになった。
我が家では、朝食の時に自分で使った食器や仕事が休みの時に使った食器は、自分で洗うという決まりになっている。
久し振りに趣味の魚釣りの後始末以外で食べ物を調理したが、家庭の主婦の方たちは毎日、当たり前の様に献立を考えて、家族の人数分の食事の仕度をし、その後片付けや掃除、洗濯などの家事一般をこなした上で、外に働きに出ている人も多いのではないだろうか。
そのような事を当たり前として日々を過ごされている女性は偉大だと思う。
食事を済ませた後にはロンドンオリンピックのテレビの実況放送を見た。
女子の柔道競技で、おかしな判定を下した試合があった。
北京オリンピックで優勝したルーマニアの選手と、キューバの選手の試合だ。
ルーマニアの選手は足を痛めているらしく、試合開始当初から、相手のキューバ選手から技をかけられるたびに痛そうな態度を示していた。
試合開始後しばらくしてから、ヨーロッパ人と思しき女性の主審が試合を止めて、2名の副審を呼び寄せて協議をした後に、そのおかしな判定は下った。
キューバ選手の反則負けだという。
今の柔道のルールでは、最初から相手の足を取りに行く行為は禁止されているとのこと。
その事が適用されたようだが、その試合の映像を見る限りにおいては、明らかに誤審である。
他の技をかけた後の流れとしての足取りは禁止されてはいない。
キューバ選手はルーマニア選手に対して、足技をかけた後にその逆の足を取りに行っているので反則行為ではない。
審判が副審も含めて、その瞬間を見逃しただけのことで、反則ではない。
評価する側の能力が、評価される側の能力よりも劣っている場合においては、正当な評価は下せない。
そのようなことの典型のような試合であり、判定だった。
キューバ選手の審判に対する不信感と怒りは、見ていて痛いほど伝わってきた。
悔しくてたまらないだろう。
オリンピックに向けて、この4年間を必死に努力して国の代表選手としての地位を掴み取り臨んだ試合において、まともに戦うことも許されずに理不尽な判定にて敗北を宣告された選手の心情は察して余りある。
キューバの柔道関係者は、映像を証拠に厳重に抗議して、おかしな判定を撤回させるべきだと私は思う。
注意を促すなり、指導をするなりの対処で対応できたはずなのに、明らかに誤審と思われる判断で、いきなりの反則負けの判定はおかしすぎる。
有色人種に対する不当な判定の様に思えた。
マカロニサラダを作って食べて満ち足りていた心もちが、怒りに変わってしまった。
釈然としない。
豊田一喜
勤めている保育園の夏祭りで帰りが遅くなるから、夕飯の仕度が出来ないので、自分達で適当に食べておいてということ。
朝はいつもどおりに早目に起きたが、その後は仕事が休みの日なのでゆったりと過ごして、昼前には少し眠っていた。
午後には、今週の頭から、通勤に使っている自動車が熱中症気味で調子が悪かったのだが、その修理が終わったというので、諫早市飯森町の中古車屋さんまで取りに行った。
この一週間は代車での通勤だったが、5日ぶりに自分の車に乗れるようになった。
家に帰ってから夕食をどうしようかと考えたが、外にホカ弁を買いに行くのも面倒に思えたので、自分で作る事にした。
災害に備えて買い置きしているマカロニが何袋かあったので、その中の1袋を使っておかずの一品を作る。
マカロニを茹でる時間は4分間だと袋に書いてあるので、鍋で沸騰させたお湯の中にマカロニを入れて、しばらく菜ばしでかき回してから4分間を待つ。
その間に、その沸騰しているお湯の中に、オクラと、友人が1班のYさんから貰って私におすそ分けしてくれたミョウガを入れてゆがく。
マカロニが茹で上がってからザルに移して、流し水にさらす。
水気を切ってからマカロニを鍋に移し、薄く刻んだミョウガとオクラとキュウリとソーセージを入れて、マヨネーズと和風ドレッシングをかけて和える。
和風ドレッシングが無ければ、代わりにめんつゆを使っても似たような味付けにはなるだろう。
このようにして、夕飯のおかずの一品マカロニサラダは出来た。
冷蔵庫には夕べのおかずの残りのゴーヤの炒め物も入っていたし、豆腐も入っている。
刻んだネギもタッパーに入れて入っている。
炊飯器には冷やご飯も入っている。
息子は、きょうは夜勤でいないので、母と2人分の食事の仕度をすればよい。
1つの皿には半分に切った豆腐にネギをふりかけ、その脇にゴーヤの炒め物を盛り付ける。
もうひとつの皿にはマカロニサラダを盛り付ける。
そのようなセットを2人分作る。
簡単な食事の仕度にも30分ぐらいはかかった。
冷やご飯をご飯茶碗についでから、テレビの前でゴロンとしている母に、「ご飯よ」と声をかける。
仏様に参って、仏飯と水とお茶を引いてから夕食をいただく。
マカロニサラダやマカロニのケチャップ和えなどのおかずは、小学校の頃の給食ではあまり好きな味ではなかったが、味覚は年齢を重ねると変わるようで、今ではこんにゃくや大根の煮つけなどもおいしいと感じるようになった。
最近では高級品になってしまった鯨肉の入ったジャガ煮しめなどの味が懐かしく、おいしいと思うようになった。
我が家では、朝食の時に自分で使った食器や仕事が休みの時に使った食器は、自分で洗うという決まりになっている。
久し振りに趣味の魚釣りの後始末以外で食べ物を調理したが、家庭の主婦の方たちは毎日、当たり前の様に献立を考えて、家族の人数分の食事の仕度をし、その後片付けや掃除、洗濯などの家事一般をこなした上で、外に働きに出ている人も多いのではないだろうか。
そのような事を当たり前として日々を過ごされている女性は偉大だと思う。
食事を済ませた後にはロンドンオリンピックのテレビの実況放送を見た。
女子の柔道競技で、おかしな判定を下した試合があった。
北京オリンピックで優勝したルーマニアの選手と、キューバの選手の試合だ。
ルーマニアの選手は足を痛めているらしく、試合開始当初から、相手のキューバ選手から技をかけられるたびに痛そうな態度を示していた。
試合開始後しばらくしてから、ヨーロッパ人と思しき女性の主審が試合を止めて、2名の副審を呼び寄せて協議をした後に、そのおかしな判定は下った。
キューバ選手の反則負けだという。
今の柔道のルールでは、最初から相手の足を取りに行く行為は禁止されているとのこと。
その事が適用されたようだが、その試合の映像を見る限りにおいては、明らかに誤審である。
他の技をかけた後の流れとしての足取りは禁止されてはいない。
キューバ選手はルーマニア選手に対して、足技をかけた後にその逆の足を取りに行っているので反則行為ではない。
審判が副審も含めて、その瞬間を見逃しただけのことで、反則ではない。
評価する側の能力が、評価される側の能力よりも劣っている場合においては、正当な評価は下せない。
そのようなことの典型のような試合であり、判定だった。
キューバ選手の審判に対する不信感と怒りは、見ていて痛いほど伝わってきた。
悔しくてたまらないだろう。
オリンピックに向けて、この4年間を必死に努力して国の代表選手としての地位を掴み取り臨んだ試合において、まともに戦うことも許されずに理不尽な判定にて敗北を宣告された選手の心情は察して余りある。
キューバの柔道関係者は、映像を証拠に厳重に抗議して、おかしな判定を撤回させるべきだと私は思う。
注意を促すなり、指導をするなりの対処で対応できたはずなのに、明らかに誤審と思われる判断で、いきなりの反則負けの判定はおかしすぎる。
有色人種に対する不当な判定の様に思えた。
マカロニサラダを作って食べて満ち足りていた心もちが、怒りに変わってしまった。
釈然としない。
豊田一喜