日々雑感「点ノ記」

備忘録(心の軌跡)

除草の奉仕作業

2014年07月06日 | インポート
 1週間ほど前に、7月6日の午前8時から、町内会の花壇の除草作業を実施するという回覧板が回ってきていた。

合併前の愛野町の時代に、千鳥川の堤防法面(のりめん)に整備された花壇に、町から委託された業者が、季節ごとに花を植えていた。

それはそれで綺麗ではあったが、維持管理にはかなりのお金がかかっているのだろうなと思っていた。

合併して雲仙市になってからは、そのような予算は付かなくなり、その花壇の維持管理は地元自治会でして頂きたいということになった。

そのようになってから最初の頃には花の苗を植えていたが、そのうちに維持管理が簡単になるようにと、ツツジの苗をどこかからもらってきて植えることになった。

そのツツジの木の間に繁茂している草を、町内会の奉仕作業で除草しようというのが今回の作業。

小雨模様だったが、中止の連絡もなかったので雨合羽を羽織って8時頃に現地に出掛けたら、既に何人かの人たちが除草作業にいそしんでおられた。

雨で花壇の地面も水を含んで柔らかくなっていたので、雑草を引き抜くのには好都合だった。

幅が2.5メートルぐらいで、延長が100メートルぐらいの花壇の除草作業は、川端町内会の中から40人ほどの参加で、9時半ごろには終了した。

皆さんが、泥で汚れながらも、黙々と雑談も交えながら進めて、ツツジの花壇は綺麗にすっきりとなった。

年に何回かは町内会長さんの号令で集まり、奉仕作業を実施している。

自分たちの住環境の維持管理の中で、自分たちでできる事は自分たちでやれば良いのだが、最近は何でも行政にやらせようというような風潮も見受けられるように思う。

自分たちでやれば、地域のコミュニケーションの場にもなるし、適度な運動にもなり良い汗もかけて、気持ちもすっきりするのに。

汗をかいたあとに風呂に入り、床屋で散髪をして、さらにすっきりとした日だった。




豊田一喜






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