昨日と今日は、へぐらしして田んぼの草払いをした。
昨日、大村市竹松遺跡のアルバイト作業が終わって帰宅する時に、諫早市森山町付近の国道が少し渋滞していたので、旧諫早干拓の方へ入って自宅に帰る道に入った。
ついでだから、自分の減反している田んぼを見て帰る事にした。
草が部分的に生えていたが、田んぼの土用干しで、田面の潟土は白っぽく乾燥していた。
除草作業をするには最適な状況なので、急いで家に帰り、草払い機の燃料を満タンにして、0.5リットル入りのペットボトルに冷水を入れて、遺跡発掘の時に使っている長靴と雪よけ脚はん姿で田んぼに行った。
2反間の田んぼで、25m×80mの広さがあり、そのうちの3分の1ぐらいの範囲に草が生えている。
6時40分頃に草払い機のエンジンをかけてから除草作業を始める。
乾燥した潟土に生えている草の、土の面ぎりぎりのところを切るので、土の小さな塊が膝上ぐらいまで飛んでくる。
そこで、遺跡発掘の時に使っている雪よけ脚はんが効力を発揮する。
草がまばらに生えている部分と密生している部分がある。
田面が乾燥しているので歩きやすく、草払いもはかどる。
結局、7時40分頃までは何とか見えたので、その時刻まで作業をしたが、だいぶ残ってしまった。
0.5リットルのペットボトルの水を一気に飲み干してから帰宅。
へぐらしの第1日目はそのような状況。
そして本日は、アルバイト作業の終業前の1時間ばかり、休憩棟にて安全講習があった。
安全の「安」は、ウ冠が家を表し、その中に女の人がいる状態を表しているので、やすらいでいるという意味で、安全と言う言葉は、「やすらぎをまっとうする」ことだという事を、調査員の方が説明しておられた。
まさに漢字の勉強も出来る遺跡発掘のアルバイト作業でもある。
そのような安全講習が少し早めに終わったので、本日の終礼は早目に済み、帰宅時間も少し早目になった。
昨日と同じように、草払い機の燃料を満タンにして、0.5リットル入りのペットボトルに冷水を入れて、遺跡発掘の時に使っている長靴と雪よけ脚はん姿で田んぼに行った。
残りの草払いを終わらせてしまいたかったが、へぐらし第2日目も、何とか見える7時40分頃まで除草作業をしたが、少しだけ残ってしまった。
夕方遅くまで作業をする事をへぐらしというが「へぐらし」は長崎地方特有の方言らしい。
子どもの頃の農繁期には、両親はいつもへぐらしして農作業をして帰ってきていた。
夕食の準備係だった中学生や高校生の頃、帰りが遅い両親が心配になって、自転車で田んぼまで様子を見に行って、まだ農作業をしている両親を手伝う事が、いつものパターンだった。
稲刈りの頃の雨天前には、それまでに刈り倒して乾燥させた稲束を積み上げて、雨に備えなければならない。
夜遅くまで、そのような作業を両親と共にした子どもの頃の思い出がたくさんある。
へぐらしは、我が家の農繁期には当たり前だった。
へぐらししての草払いは、そのような事を思い出させてくれた。
豊田一喜
昨日、大村市竹松遺跡のアルバイト作業が終わって帰宅する時に、諫早市森山町付近の国道が少し渋滞していたので、旧諫早干拓の方へ入って自宅に帰る道に入った。
ついでだから、自分の減反している田んぼを見て帰る事にした。
草が部分的に生えていたが、田んぼの土用干しで、田面の潟土は白っぽく乾燥していた。
除草作業をするには最適な状況なので、急いで家に帰り、草払い機の燃料を満タンにして、0.5リットル入りのペットボトルに冷水を入れて、遺跡発掘の時に使っている長靴と雪よけ脚はん姿で田んぼに行った。
2反間の田んぼで、25m×80mの広さがあり、そのうちの3分の1ぐらいの範囲に草が生えている。
6時40分頃に草払い機のエンジンをかけてから除草作業を始める。
乾燥した潟土に生えている草の、土の面ぎりぎりのところを切るので、土の小さな塊が膝上ぐらいまで飛んでくる。
そこで、遺跡発掘の時に使っている雪よけ脚はんが効力を発揮する。
草がまばらに生えている部分と密生している部分がある。
田面が乾燥しているので歩きやすく、草払いもはかどる。
結局、7時40分頃までは何とか見えたので、その時刻まで作業をしたが、だいぶ残ってしまった。
0.5リットルのペットボトルの水を一気に飲み干してから帰宅。
へぐらしの第1日目はそのような状況。
そして本日は、アルバイト作業の終業前の1時間ばかり、休憩棟にて安全講習があった。
安全の「安」は、ウ冠が家を表し、その中に女の人がいる状態を表しているので、やすらいでいるという意味で、安全と言う言葉は、「やすらぎをまっとうする」ことだという事を、調査員の方が説明しておられた。
まさに漢字の勉強も出来る遺跡発掘のアルバイト作業でもある。
そのような安全講習が少し早めに終わったので、本日の終礼は早目に済み、帰宅時間も少し早目になった。
昨日と同じように、草払い機の燃料を満タンにして、0.5リットル入りのペットボトルに冷水を入れて、遺跡発掘の時に使っている長靴と雪よけ脚はん姿で田んぼに行った。
残りの草払いを終わらせてしまいたかったが、へぐらし第2日目も、何とか見える7時40分頃まで除草作業をしたが、少しだけ残ってしまった。
夕方遅くまで作業をする事をへぐらしというが「へぐらし」は長崎地方特有の方言らしい。
子どもの頃の農繁期には、両親はいつもへぐらしして農作業をして帰ってきていた。
夕食の準備係だった中学生や高校生の頃、帰りが遅い両親が心配になって、自転車で田んぼまで様子を見に行って、まだ農作業をしている両親を手伝う事が、いつものパターンだった。
稲刈りの頃の雨天前には、それまでに刈り倒して乾燥させた稲束を積み上げて、雨に備えなければならない。
夜遅くまで、そのような作業を両親と共にした子どもの頃の思い出がたくさんある。
へぐらしは、我が家の農繁期には当たり前だった。
へぐらししての草払いは、そのような事を思い出させてくれた。
豊田一喜