◆五輪は開催されると思うが、今回の五輪は「安全ではなく危険です」から入ったほうがいいと思う
◆「ホスト国のアドバンテージ」となるかもしれないが、そういうアンフェアなことがあちこち出てくる
大手世論調査会社によると、東京五輪の開催について、欧州5カ国の国民の大半が懐疑的な見方をしているという。予定通りの開催に最も否定的だったのはフランス人で58%(日刊ゲンダイ)
東京五輪は、貴族のスポーツに堕ちたのだという。なんとなく嫌な空気の中でアンフェアな大会だとしたら、それはオリンピック精神を破壊し、人々から悪夢の大会だと罵られるだろう。呪われたオリンピックと言われて久しいが、最後の最後でそれが決定的になってしまった。JOC関係者には真にお気の毒としか言いようがない。彼らこそ一番に中止を願っている筈だ。立場上言えないことを山口理事が代弁していると考えたら納得できる。