ワンセグ機能付き携帯電話の所有を理由に、NHKと受信契約を結ぶ
「契約の義務がある」との判断が確定した。最高裁第3小法廷(時事通信)
理屈からすれば、最高裁の裁定通りである。だが、現実はそう簡単に、
そんな単純な理屈では通らないのが、一般市民の辛いところである。
ワンセグの映像をどう解釈しているのだろう。
時々つながらなくなった場合、誰が補償してくれるのだろう。
ワンセグとフルセグの料金区別はあるのだろうか。
ワンセグが写らないようにアンテナを外したらどうなのか。
車載用のカーナビもワンセグが付いている場合はどうなのか。
何千万台という携帯のすべてが対象としたら、NHKの財務基盤は?
そもそも、受信契約など想定しなかった購買者にも遡って適用するの?
使わなくなった携帯も対象になるよね。
結論
一般市民は、こんな最高裁の裁定は無視するだろう。まともに払ったら
えらいことだ。ということは、大多数の国民が法に違反してしまうこと
になって、法治国家は崩れてしまうだろう。ニヤニヤ長官が憲法解釈を壊し
たように。
福島原発でも懲りずに再稼働する国策といい、ブロークン・ジャパンが
司法でも始まったようだ。