尼崎の脱線事故でその時の相談役として君臨していた井出何某は、追悼慰霊式に出席せず、遺族の前にも現れなかったが、無罪が確定した後に新聞で「事故は基本的に運転手が悪い」「事故の遠因に企業風土は絶対になかった」と述べた。こういう人がいたから、107人が死亡、562人が負傷した2005年4月のJR宝塚線(福知山線)脱線事故の反省も活かされず、今回の問題につながったのである。このままではとんでもない事故が起きてもおかしくないだろう。
最悪のシナリオはどうなんだろう。時速300kmの車両が脱線、一部は反対車線、一部は高架下へとなると、1000人の乗客と対抗車両の乗客+α、、、考えを進められなくなる。
社員の心もお客様の心も何一つわかっていなかった井出何某は、なんとも形容しがたいほどの哀れさを感じる。嘗てこのようなリーダーが存在しただろうか。無罪になったのではなく、法の不備で有罪にできなかっただけである。このような人は、あの世まで真実から目を背けたままなのだろうと思われる。そうでないと気がおかしくなってしまうに違いない。
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