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2019統一地方選挙の開票結果を考える


石畳道路にある満開の枝垂れ桜

2019年春の統一地方選挙が終わった。ここ十数年、期日前投票で済ましているからだろうか、
選挙に対して「なんとなく冷めた」感じで、遠くから眺めているような想いがある。
それと、候補者との繋がりも全くないので、当選しようが落選しようがどっちでもいいという
無関心さがある。

議員の職務は何だろう?
市民の声を反映させる
地方行政の監視をする
等が思い浮かぶのだが、正直のところ「何も期待していない」「関係ない」と思っている。

たまに区役所や図書館に行くと、溢れんばかりの冊子やチラシが並んでいる。こんな無駄なこ
とをよくやるなーと、行く度にため息をついている。時々、そのチラシの一つを取って、職員
に内容を聞くと、「分かりません。チラシの電話番号に聞いてください」というだけである。
街角や駅にあるパンフレットと同じ類である。これだけインターネットが普及しているのであ
れば、それらの膨大な冊子・チラシは殆ど不要の産物である。
今や日本全国人出不足らしい。方や昔ながらのひも付き産業が営々と続いている。

統一地方選挙があっても、根本のところは何にも変わることなく、無駄な行政サービスが罷り
通っているのが現状だ。区役所には沢山の職員が働いている。何割かは非正労働者だろう。
だが、簡単な仕事を大の大人が営々と続けている様は嘆かわしい。それこそ暇な年金生活者の
再雇用レベルで十分こなせる仕事だと思う。税金も減らせるし、人出不足も解消するし、高齢
者の生きがい作りにも貢献できるだろう。

高額な報酬を払ってまで議員を必要とするのだろうか。必要な時に、必要な日当を支給したら
十分だろうと考える。議員事務所など設けてはカネが足りないと議員は嘆くが、そんな事務所
が何故必要だろうか。区役所や図書館等々に出向いて市民の声を聴いたらいいのではないか。
要するに、中身の伴わないうわべだけの議員さんが如何に税金を無駄遣いしているかである。
そんなことを思っていると、統一地方選挙でどれだけ無駄な税金が消えたのだろうと思って、
また一つため息をつく。

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