今年も実をつけたムカゴ⇒秋の零余子炊き込みご飯が待ち遠しい
スポニチに古舘伊知郎氏の記事があった。大安吉日を「たいあんきちじつ 」と読んだらたいそう叱られたそうだ。(スポニチアネックス8/18)
そこで、ネットと手持ちの辞書で調べてみた。
小学館のはぐくみから少し引用させてもらうと次のようになっていた。
大安吉日は、「たいあんきちじつ」もしくは「たいあんきちにち」
先勝…「せんしょう」「さきがち」⇒広辞苑では 「せんしょう」「せんかち」
先負…「せんぷ」「さきまけ」⇒三省堂・広辞苑では「せんぷ」「せんまけ」
仏滅…「ぶつめつ」
大安…「たいあん」「だいあん」⇒広辞苑では 「たいあん」
赤口…「しゃっこう」「せきぐち」「あかぐち」⇒三省堂では「しゃっく」「しゃっこう」広辞苑では 「しゃっく」「しゃくにち」
これでは間違うのが当たり前だ。こんなに複雑怪奇な日本語を完璧にマスターしている人は、お気の毒なくらい無駄骨だと言いたい。適当に読んで間違っていたら、”そうでしたか”で済ませたらいい話だ。これから大量の外国人が日本に入ってくることを想うと、国語学者は気を引き締めて普段の日本語と学問上の日本語を線引きしなければならないだろう。このままでは日本語の語学倒れとなってしまいそうだ。