2018年の交通事故による死者数は、全国で3694人だった。
統計によると、1948年以降で最小だという。
1970年に、1万6765人を記録していたことを思うと隔絶の感がある。
警察庁は、20年までに2500人を、当面の目標に掲げているという。
実に明るいニュースである。
この死者数は、事故後24時間以内の数なので、それを30日後まで含めれば、
2割ほど増えるようだ。ともあれ、全体的に減っていることは大事なポイントである。
今後、安全装置が充実していくことを考えると、70年の1割以下になるのも、
時間の問題だろう。
警察庁の指導もさることながら、事故撲滅への文化が市民レベルまで広がった
ことが大きいと思う。
こういう手法で、総務省も投票率を上げようとすれば、難しくはない筈である。
やる気の問題だろうと思う。