首相は「自己愛」が強いのかもしれない。国会で野党の批判に怒りをもって反応、自らを批判する者を遠ざける傾向が高い。憲法改正とか日露交渉とか、できもしないことを夢見る人だ。(朝日デジタル9/12)
内閣改造では、そういう性格を見抜いている議員たちは、再任されたり続投されたりしているようだ。臨床心理士の分析は納得できる。方や、そういう性格を毛嫌いしている議員さんは、派閥からの起用も無しで、役職も無しという冷や飯を喰らうことになったようだ。そんなんで日本の政治が運用されているの?と首を傾げたくなるが、所詮人間の(タダの戦後青年と西尾に喝破される御仁)することである。
とはいえ、1億2千6百万人の国民と883兆円とも言われる国債残高は、世界に例を見ない高齢化社会に突入する中で、『夢見る人』では話にならない。自己愛=自己陶酔も全否定はしないが、現実を直視しないとなー。全権掌握した影のリーダー今井何某も、無謀な策略は胸にしまい込んで、そろそろ着地点を考える時期にきたのでは?