心の色を探して

自分探しの日々 つまづいたり、奮起したり。
マウス画・絵及び文章の著作権は このブログ作者(けい)にあります。

雪に

2018年02月05日 | 朝のことば&つぶやき
※※※

自分のことを知っていると思っていて
わたしはこういう人間なんだと思っていて

あるとき
実に不可解な行動に出た自分がいて
それまでの「自分」という囲いの中に入っていた自分が
ほんの一握りのものだったことに気づく

人間って自分の考える範疇には入りきらないものなんだな
その見事にはみ出したものを他人のあれこれに見つけるたびに
わたしは自分にないものをそこに見いだす

そうか
こんな風に
わたしは周りを見ていくことができたんだ
少し遅すぎたけどね

わたしのことも
「こういう人」だと決めつけている人がいるだろうね
でもいつかわたしの何かがその人の目に
驚きと共に映ることがあるかもしれない

だから人間は面白い
だから人間をやめられない

※※※

踏みしめるとギシッギシッとこすり合うような音がする
今日の雪は凝縮されている

晴れているのに空気は冷たく
マイナス何度という世界
これが少し緩むと雨に近い雪になる
少し重たくみぞれ雪に変化する

今日は冬らしい雪だ
表面は固めで中はサラサラしている
太陽の光が当ると
白い雪の絨毯が揺れた
クスクスと笑っているように

長く伸びた樹の影
白と黒の世界が
足を踏み込んではいけないよ、と
ささやいているようで
ただ黙って見ているだけだった

※※※



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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
けいさんへ (りこ)
2018-02-05 22:31:06
こんばんは。
自分の思考と、その囲いの中でのものの考えた。
あーそういう考え方もあったのか❣️と目から鱗。
新鮮な思考。
最近、私の思考は恥ずかしながら、錆びついているかもです
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Unknown (sure_kusa)
2018-02-05 23:56:14
こんばんは。

大宇宙は、
「 君に ” 命 ” を授げよう、その代わり俗の世で拘りを持ち、一所懸命に生きて見ろ 」
そう言い、この世に私を放り投げた気がします。

私は、生きる拘りを持ち、頭がいっぱい。
それが原因で、すれ違う人を見過ごしてしまう。
拘りの中にも、時々一歩引いて、心の中に小さな、人を受け入れるスペースを作ってあげること、大切なのかな、と最近考えたりしております。
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りこさんへ (けい)
2018-02-06 11:34:07
わたしの頭の中はひどくさび付いています。
ねじが緩んでいるし、このまま生きていって大丈夫なんだろうかと不安な気持ちもあります。
日々、上げ下げのわたし。何か見つけることがあったら嬉しいけど。
ここで一息、感じたことを出していけるのが今は一番ホッとしているかな。
いつも見ていてくださってありがとうございます♪
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sure_kusaさんへ (けい)
2018-02-06 11:38:26
一歩引く、そして人を受け入れるスペースを持つ、そう思って生きて行けたら争いも無くなっていくのかな。
この世に放り投げられたわたしたちは、ちゃんとこうして生き抜いているんですね。
sure_kusaさんの視点の根底にあるものを垣間見た気分がします♪

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