心の色を探して

自分探しの日々 つまづいたり、奮起したり。
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金メダル♪

2014年02月15日 | ほんのすこし
夕べは 準備を整えるために 早めに就寝。午後9時半にはベッドに。
でもなかなか寝付かれず そりゃそうですよ、普段は12時前後なのですから(笑)。なぜこんなことをしたかって?
先日のショートプログラムは遅く寝て少ししてから起きたのに テレビをつけたらちょうど羽生くんが終った直後で、リアルタイムで見ることができなかったんです。それでがっくりきていました。そのとき母に会ったら 開口一番
「見たか?見たよ。起きて見ていた。良かったねぇ」
と言われ
「見ていない。起きたら終ってた・・・」
「えー お前見ていないってか!すごく良かったのに!!でも まぁ何回もテレビで写すからいいだろ」
「あーあ やっぱりそのときに見るのが一番感動するんだよなぁ」
と 話していたのです。
だから 絶対フリーはリアルタイムで見よう!と決意していたのでした。

そこで早めの就寝にし 夜中に起き出してテレビの前に陣取って応援しようと思ったわけです。
なんとなく熟睡していないんですね こういうときは。12時きっぱりに起きました。頭はあんまりはっきりしていなくて。まだ羽生くんや高橋くん 町田くんの出番じゃなかったけど、他の選手の演技も気になります。見ながらまだまだ先の出番ということに気が付き、録画していたドラマを一本見終えることにしました。『夜のせんせい』大杉漣さん珍しい役に挑戦していて 面白かったです。ときどき一時停止し フィギュアの方をチェック。デニス・テンがずっと一位。しまった 彼の演技を見逃した・・・後で知ったことだけど フリーでは彼の演技がトップだったとか。

さて、最初に出てくるのが町田選手。全日本のときのあの鬼気迫る迫力が どこか薄い感じがするのは やっぱりオリンピックという大舞台の迫力に気おされているのかなぁ。それでも眼力がところどころに感じられて 火の鳥はこの人に似合うプログラムだなと思いました。

最終滑走組。高橋選手はこれが最後なんですね。その最後をいとおしむように最初から最後まで丁寧に 大事に演技されているのが伝わってきました。点数はちょっと残念でしたが(もっと多いかと思ったのですが)、他の選手にはない高橋ワールドに引き寄せてくれるものがあります。何回転をこなすかとかではなく スケートによるバレエやミュージカルのような芸術性のあるものを彷彿とさせてくれる魅力、それは4回転が上手く飛べるかしら・・・とか、どこかで転ばないかしら・・・とかという不安はこの際関係なく 例え不安が出てきたとしても そんな不安など全体に漂うメンタルな強さが消しさってくれる 見たものを引きこむスケートの楽しさや美しさが 彼にはあるように思います。最後まで清々しい笑顔で その顔は晴れ晴れとしていました。美しいなと思いました。なんだか胸がいっぱいになりました。
高橋選手 ありがとう・・・あなたがいたから 羽生選手たちが育ってきたとわたしは思います。これからもスケート界を助けてくださいね。


三番目が 羽生選手。あぁ緊張しているんだなぁと思いました。目が厳しくなっていました。重圧もあったのでしょうか。それでも滑り出し だんだんとその真価を発揮していくさまは圧巻でした。最初こそ不安でしたが、19歳の若さで しかも以前はフリーを滑り終えるとくず折れていたようなそんな体力の羽生選手が このオリンピックという大きな舞台で最後までしっかりと演技している!ここに来るまで一体どれだけの努力をしてきたことだろうかと思うと、本当に本当に感謝したくなります。細くて今にも折れそうな体のどこに力があるのかと思うほどです。
そして羽生選手の素晴らしいところは スケートリンク・会場の観客・表彰台etc どこに向かっても深々と感謝の気持ちをこめたお辞儀をしているところ。それは誰に強要されたわけでもない自らが自然に発した動作なのだと感じました。
19歳のこの青年の清々しい心根に わたしもあまたあるもの 周りの人々に常に感謝を忘れないでいきたいものだとハッとさせられました。

羽生選手がもたらしてくれた金メダル。ここに来るまでにたくさんの人々が携わってきているでしょう。メダルに手が届かなかった先輩スケーターが何人もいたことでしょう。そうしたたくさんの人々の思いも彼のメダルにはきっと入っているのだと思ってみていました。

羽生選手 金メダルおめでとう!!本当におめでとう!!
寝不足でも今日は嬉しい。
朝から風が強く 荒れ模様な空だけど こんなハッピーな出来事があればココロの空は晴れています!

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