8月19日(金)、私(上土井)と稲垣先生は、京都郡苅田町にある「小波瀬コミュニティセンター」へ行って来ました。
今回は、小波瀬コミュニティセンター主催の「夏休み親子護身術講座〜危険から身を守る術〜」の講師として招かれました。
午後1時半スタートしました。
参加されていたのは18名の親子や兄弟の方達です。
私たちがお伝えする「護身術」は、合気道を応用していますので、力や体力は必要ありません。
対象は、体力的に劣る女性や子供たちを想定して考えています。
ですので、闘って相手を倒すのではなく”危険な人物から逃れること、自分の命を守ること”を目的としています。
危険に合わない為の普段の心がけ、また、不審者に、もし掴まえられた場合の対処法を中心にお教えしています。
危険に遭遇した時に1番大切なのは、”絶対にあきらめない強い心”です。
心の使い方を知っていれば、自分が持っている本当の力、潜在力を十分に発揮させることが出来ます。
実技に入る前に、その心の状態で、身体がどう影響されるのかを体験してもらいました。
上の写真は、お父さんが、自分のお子さんの肩を上から押し潰しています。
普通の状態では簡単に潰されても、心の状態が変われば潰されません。
”単に精神論ではない”ということ、”心と身体は密接に関係している”ということを、まずは体験してもらいました。
「合気道 真風会」がお伝えしている「護身術」は、この”心と身体の使い方”がベースになっています。
人間が持っている”真の力”を発揮させ、
最小限の力で、最大限の効果を生む「護身術」です。
そして、まずは、護身術の基本「手首をつかまた場合の外し方」
「片手でつかまれた場合、両手でつかまれた場合」です。
手首以外の「肘や肩などをつかまれた場合」の外し方や、
「つかまれた場合の防御の姿勢(強い姿勢)」
「首を絞められた場合」や
「抱きつかれた場合」
お父さんが襲われてますが、お子さんの手が届いていませんね(笑)
「胸ぐらをつかまれた場合」などです。
こうして2時間が経過し、午後3時半終了しました。
みなさん、お疲れ様でした。
なにより1番の護身は”危険に近寄らないこと”、そして”危険から脱出したら全力で逃げること”だと考えています。
女性や子供などの弱者を狙う卑劣な犯罪者は、まずは近づいてくる、そして声をかけて来るか、つかみに来るか、抱き付いて来ることが多いようです。
私たちがお伝えする「護身術」は、そのようなパターンに対する対処法が中心になっています。
そして、それを知っているのと知らないのとでは、天と地ほどの違いがあり、最悪の場合は犯罪に巻き込まれて命を奪われるか、それとも無事に生還出来るかの差となります。
私たち「合気道 真風会」は、多くの方が「危険から身を守る術(すべ)」を身に付けて、女性や子供たちなどの弱者が犠牲になる痛ましい事件が世の中からなくなることを願っています。
最後になりますが、小波瀬コミュニティセンターの木下館長、渡邉さん、井上さん始めスタッフのみなさん、この度はお世話になりました。
この「護身術講座」を通じて、私たち「合気道 真風会」が、少しでも世の中のお役に立てるのであれば、光栄です。
そして、皆様と共に過ごさせて頂いた時間は、私たちも本当に楽しかったです。
このような講座を通じて、みなさんに「護身術」をお伝えするということは、まさに「教えることは、学ぶこと」で、私たちにとっても、自分自身の成長に繋がっています。
これからも、日々研究と研鑽に努め、私たち「合気道 真風会」は精進して行きます。
ありがとうございました。
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