5月3日(木)、一般部の稽古風景
(福岡県京都郡・苅田町総合体育館「合気道 真風会」)
5月3日(木)、昇級審査会を行いました。
今回は、一般部1級の部、対象者は50歳代男性のMASATAKAさん一人です。
MASATAKAさんは、仕事の関係で稽古に参加できるのは、ほぼ午後8時前後、また2級取得後、稽古中にアキレス腱断裂で入院、手術により休会、その後半年以上のリハビリを経て稽古に復帰と、これまで決して平坦な道のりではありませんでした。
稽古復帰後も、アキレス腱の回復は万全ではなく、しばらくの間は様子を見ながら、だましだまし稽古を続けて来ました。
徐々に徐々にアキレス腱も復活し、今回、万を持しての1級審査となりました。
審査では、5級技から1級技までの独り技から組み技までを全て通します。
時間にして約40分ほど動きっぱなしですので、そこそこ体力が必要です。
審査後半にさしかかり、見ている私たちにもMASATAKAさんの疲労度が伝わります。
私の隣で一緒に審査をしていた稲垣先生は、独り言で「がんばれ!がんばれ!」とつぶやいていました。
そして全ての技を終え、審査終了。
審査結果は、私と稲垣先生ともに合格で一致、1級昇級と致しました。
平均的に普通の50歳代と言うと、この審査内容で最後まで、そうそう動ける人は少ないと思います。
コツコツと稽古を続けているからこそ、まだまだ動けるのです。
MASATAKAさんは、続ける事の大切さを伝えてくれました。
これからも上を目指して精進してください。
最後に、2018年度”春の昇級審査会”合格者は以下の通りです。
(一般部)
1級(袴、木剣と杖所有)
MASATAKAさん
MASATAKAさん、昇級おめでとうございます。
”継続は力なり”
”努力に勝る天才なし”
そして、
「強くなければ生きていけない。
優しくなければ生きて行く資格がない。」
これからも、私たち「合気道 真風会」が目指す、理想の合気道家を目指して、精進して行きましょう。