【ただいま診断中!!へお邪魔しました】
春休み中に、一番見ておきたかった浜田医療センター、益田赤十字病院の見学を終え、一息ついている藤森です。
そんな中、2019/2/11(月)、岡山で開催の「ただいま診断中!!」にお邪魔してきました。
車を購入後はフットワークが軽くなり、行動範囲を広げつつある藤森ですが、岡山までは片道3時間の道のり。距離にして217.2km…(別添1)。なかなかの長距離ドライブでしたが、行きは同大学の天野氏、大槻氏と共に楽しく雑談しながらだったのであっという間(帰りは1人だったので遠く感じました。笑)。
さて本題ですが、本会のアジェンダは別添2の通り。
《NPについて(高橋先生)》
恥ずかしながら「NP」という言葉を私が認知したのは、2月初旬にお邪魔した浜田医療センターの見学中でのこと。そこにはドクターと対等に意見交換し、バリバリ若手看護師を指導、ドクターをサポートする「診療看護師」の姿がありました。研修医からの信頼も厚い様子。今回のレクチャーは NPの現状、法的な立場を確認できるものでした。職域を広げる看護師と将来、良好なチームワークを築くためにも、十分認識しておきたいトピックでした。
《ERで如何にして肺炎を肺炎と診断するか -とりあえずCTRXからの脱却-(坂本先生)》
坂本先生のレクチャーを受けたのは今回で二度目。前回も感じたことですが、坂本先生のレクチャーは勉強になるtipsのオンパレード!挙げれば切りがありませんが、例えば肺炎の最も重要なVSは呼吸数、脈圧を意識して心不全を評価、レジオネラ肺炎をいつ疑うか…などなど。一つ残らず肝に命じておきたいくらい重要なものばかりでした!
《誤嚥性肺炎のABCDEアプローチ –包括的ケアが予後を改善する-(森川先生)》
高齢者の病態としてあまりにも有名でありながら、これまで重点的な学習はしてこなかった誤嚥性肺炎。森川先生のレクチャーは、そんな私でも理解し易い内容でした!解剖学的な知識も踏まえながら、誤嚥のリスクや嚥下機能評価を体験させて頂くことで、実体験的に理解することができました。また誤嚥性肺炎への包括的なアプローチが多面的に嚥下機能向上に貢献するため、如何に重要であるかを理解することができました。
《症例検討2例(大塚先生:好酸球性肺炎、平田先生:偽痛風)》
いずれの症例も難解でした。好酸球性肺炎の症例ではそもそも疾患に対する知識が足らず、鑑別にも挙げることができませんでした。偽痛風の症例では下肢の麻痺や、転倒時に痛めた肘付近の痛みなど、複合的な病歴の解釈が難しかった印象です。しかし疾患を絞り込む過程で坂本先生、森川先生の意見を聞きながら研修医の先生方とディスカッションできたことは、非常に新鮮・刺激的なものであり、学習意欲に繋がるものでした。
こんなモチベーションの高い方々の集まる勉強会なら、はるばる島根から訪問した甲斐がありました。CSYFeの企画は手を変え場所を変え、頻繁に行われているようです。ぜひまた参加したいと思えるものでした!
CSYFeのHP↓
http://csyfederation.wixsite.com/csyfe
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春休み中に、一番見ておきたかった浜田医療センター、益田赤十字病院の見学を終え、一息ついている藤森です。
そんな中、2019/2/11(月)、岡山で開催の「ただいま診断中!!」にお邪魔してきました。
車を購入後はフットワークが軽くなり、行動範囲を広げつつある藤森ですが、岡山までは片道3時間の道のり。距離にして217.2km…(別添1)。なかなかの長距離ドライブでしたが、行きは同大学の天野氏、大槻氏と共に楽しく雑談しながらだったのであっという間(帰りは1人だったので遠く感じました。笑)。
さて本題ですが、本会のアジェンダは別添2の通り。
《NPについて(高橋先生)》
恥ずかしながら「NP」という言葉を私が認知したのは、2月初旬にお邪魔した浜田医療センターの見学中でのこと。そこにはドクターと対等に意見交換し、バリバリ若手看護師を指導、ドクターをサポートする「診療看護師」の姿がありました。研修医からの信頼も厚い様子。今回のレクチャーは NPの現状、法的な立場を確認できるものでした。職域を広げる看護師と将来、良好なチームワークを築くためにも、十分認識しておきたいトピックでした。
《ERで如何にして肺炎を肺炎と診断するか -とりあえずCTRXからの脱却-(坂本先生)》
坂本先生のレクチャーを受けたのは今回で二度目。前回も感じたことですが、坂本先生のレクチャーは勉強になるtipsのオンパレード!挙げれば切りがありませんが、例えば肺炎の最も重要なVSは呼吸数、脈圧を意識して心不全を評価、レジオネラ肺炎をいつ疑うか…などなど。一つ残らず肝に命じておきたいくらい重要なものばかりでした!
《誤嚥性肺炎のABCDEアプローチ –包括的ケアが予後を改善する-(森川先生)》
高齢者の病態としてあまりにも有名でありながら、これまで重点的な学習はしてこなかった誤嚥性肺炎。森川先生のレクチャーは、そんな私でも理解し易い内容でした!解剖学的な知識も踏まえながら、誤嚥のリスクや嚥下機能評価を体験させて頂くことで、実体験的に理解することができました。また誤嚥性肺炎への包括的なアプローチが多面的に嚥下機能向上に貢献するため、如何に重要であるかを理解することができました。
《症例検討2例(大塚先生:好酸球性肺炎、平田先生:偽痛風)》
いずれの症例も難解でした。好酸球性肺炎の症例ではそもそも疾患に対する知識が足らず、鑑別にも挙げることができませんでした。偽痛風の症例では下肢の麻痺や、転倒時に痛めた肘付近の痛みなど、複合的な病歴の解釈が難しかった印象です。しかし疾患を絞り込む過程で坂本先生、森川先生の意見を聞きながら研修医の先生方とディスカッションできたことは、非常に新鮮・刺激的なものであり、学習意欲に繋がるものでした。
こんなモチベーションの高い方々の集まる勉強会なら、はるばる島根から訪問した甲斐がありました。CSYFeの企画は手を変え場所を変え、頻繁に行われているようです。ぜひまた参加したいと思えるものでした!
CSYFeのHP↓
http://csyfederation.wixsite.com/csyfe
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