広島県三原市駅前の城跡の
前の通りで神明市が4年ぶり
に開催さる。
戦国時代末期に海が埋め立て
られ三原という土地ができて
三原城築城の頃からある市で、
江戸期にもずっと三原城下の
市民には親しまれて来た。
地元では「しんめいさん」と
呼ばれて大きなカーニバルで
あるやっさ祭りよりも愛され
ている。やっさ祭りも築城祝
いの祭りで、阿波踊りと密接
な関係がある(阿波踊りの原
型説あり)。
神明市は元々は伊勢神宮を
祭る催しだった。神事が原型。
参勤交代街道である旧山陽道
の城下メインストリートに
500軒以上の露天商が並ぶ縁
日で、三原の子どもたちはこ
の縁日をとても楽しみにして
いる。
かつてはお化け屋敷や金魚
すくいや射的、植木屋等の
出し物や出店が多かったが、
戦後昭和25年あたりからダ
ルマ市がメインテーマにな
っている。
今では地元商店街や町内会
の出店も多いが、全体的に
は出店(でみせ)は激減し
ている。
このしんめいさんの際に、
簡易設備の桟敷店で軽く
一杯やるのがおっさんたち
の楽しみにもなっている(笑
当然、私も明日、明後日と
行くつもり。
報道によると、4年ぶりの
開催なので30万人の人出が
見込まれているとの事だ。
おすすめは土曜日の昼と夜。
暗くなってからのしんめい
さんはなかなか良い。
縁日はやっぱ夜だしょ。夏
の浴衣の縁日ではないけれ
ど。
娘が小学生低学年の時に二人
で出かけたしんめいさんの露
店で購入したジッポーは今も
大切に使っている。
あれは2004年の3日目の日曜
日のしんめいさんだった。
近県からの出店もいろいろあ
り、出雲そばが来るのでまた
食べたいと思う。極めてうまし。