ランドナーのヘッドパーツ。フレームからは外しませんが、出来る範囲でメンテナンスしました。
輪行ヘッド。32mmのヘッドスパナ一本で簡単に分解出来ます。
一番上のナットを外しました。輪行用ヘッドパーツなので、工具がいるのはココだけ。
前ブレーキのアウター受けを外します。
コラムの溝に合わせて凸のあるワッシャーを外します。裏がギザギザになっていて、この下に入っている玉押し部品と噛合うようになっています。
コラムには溝が切ってあります。
玉押しを外しました。
少しグリスが残っていましたが、ほとんど乾いてしまってます。
ヘッドのベアリングボールが収まったレースが出てきます。レースは組み付けの際に方向を間違えない様。
ボールとボールレースが外れました。
フロントフォークを抜きます。
上と同じようにボールレースに収まったベアリングボールが出てきます。これも組み付け時に方向を間違えない様にしないといけません。
フォークが抜けました。この玉受けは外すには専用工具がいるので外しません。※普通、メンテナンスでは外しません。
下側。
このあとは取り外した部品を綺麗に磨いていきます。
奥に薄っすら見えるパイプ内部にも錆などは見られずとても綺麗な状態。
上下の玉受け部分、こちらは若干シミの様な汚れが見て取れたので、灯油とブラシで磨いた後、極軽くコンパウンドで磨いておきました。
金属部品は灯油でピカピカに。
フレームにはステッカーや刻印が無く素性が判りませんでしたが、取り外したフロントフォークにTANGE8 Eの刻印がありました。
冬なので外作業は辛いけど、凍えながら何とか綺麗に出来ました。