古今輪風@自転車ふぁん

わからない事だらけのレストア&メンテナンス備忘録

リアセンターの変更

2017-02-14 06:04:43 | パーツ&アイテム

レストアが一段落したRADAC。調整しながらチョコチョコ乗っていますが、お散歩自転車としてはハイレベル。っと、もちろん走行性能云々ではなく趣味趣向のハナシで、眺めて幸せになれる度合いが非常に高い(笑)

次に取り掛かるので当面放ったらかしの予定でしたが、調子も良いコトですし少し手を加えることに。今回は付属していた小物を使ってリアセンターを短くしてみました。

初めて見る部品です。ハイブリッドのレイダックはリアセンターが実測436mmと長め。リアエンドはダボ付きのロードエンドですが、アジャストボルトは付いていません。本来アジャストボルトがなければ微調整は出来ませんが、この部品をリアエンドに嵌め込む事でリアセンターを短く出来ます。微調整こそ出来ませんが、エンドに穴をあけてまで弄ろうとは思いませんからお手軽で良い。

ボルトの端から車輪軸の当たる端まで実測で約12mm。

古いSANSINのクイックですが、丁度接触しない位で納まっています。

内側、ホイール側のロックナット。こちらには少し余裕があって、とは言っても1mm程のクリアランス。

BB中心~の実測で424mm。元々少し長めかなって思っていたチェーンも二コマ(3L)短くしました。アルミフォークのRADACと異なりハイブリッドレイダックのクロモリフォークはツーリング車並に大きく曲げていて、リアを少し詰めたこの状態でもホイールベースは1030mmあります。

リアタイヤとシートチューブのクリアランス。

まだ余裕を持ってフェンダーが取り付けられるくらいで、スポルティーフ風RADACも面白い…。なんて思いますが、最近は車載の機会も多いのでロードの体は保っておきます。



2 Comments

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驚きました。 (さくらなみき)
2017-02-14 22:20:46
フレームの材質/グレードによって細かな違いがあるのですね。確かにシートチューブとタイヤの間が大きく取られているのが分かります。

この調整具、ウィングナットのランドナーに使いたいです。ディレイラハンガーの関係でエンドの奥まで軸を入れることができなくて、結局「2枚の板で」後輪を支えなきゃならないものでw
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Re:驚きました。 (ken)
2017-02-15 06:20:57
RADACの基本的なジオメトリはオールアルミ、ハイブリッド、トライアスロン(クロモリフレーム&アルミフォーク)と3種あって、他にもオールクロモリが存在するみたいですが見たことがありません。レストアを断念したトライアスロン(RDT-○○○)のフレームはグランベロシリーズと同じ?って感じでした。アルミフォークは一種類ですが、オールクロモリが存在するならクロモリフォークは数種類あったんだと思います。生産期間が長く人気も有ったので、本当に多種多様なモデルが出ているみたいです。
そしてこの部品、面白いですよね、理屈がわかれば何かで自作出来そうな感じです。リアセンターの調整は、本来ディレイラーの適切な角度調整の役割もあるでしょうから、そういう意味でも仰るとおり適材かもしれませんね^^
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