レストアが一段落したRADAC。調整しながらチョコチョコ乗っていますが、お散歩自転車としてはハイレベル。っと、もちろん走行性能云々ではなく趣味趣向のハナシで、眺めて幸せになれる度合いが非常に高い(笑)
次に取り掛かるので当面放ったらかしの予定でしたが、調子も良いコトですし少し手を加えることに。今回は付属していた小物を使ってリアセンターを短くしてみました。
初めて見る部品です。ハイブリッドのレイダックはリアセンターが実測436mmと長め。リアエンドはダボ付きのロードエンドですが、アジャストボルトは付いていません。本来アジャストボルトがなければ微調整は出来ませんが、この部品をリアエンドに嵌め込む事でリアセンターを短く出来ます。微調整こそ出来ませんが、エンドに穴をあけてまで弄ろうとは思いませんからお手軽で良い。
ボルトの端から車輪軸の当たる端まで実測で約12mm。
古いSANSINのクイックですが、丁度接触しない位で納まっています。
内側、ホイール側のロックナット。こちらには少し余裕があって、とは言っても1mm程のクリアランス。
BB中心~の実測で424mm。元々少し長めかなって思っていたチェーンも二コマ(3L)短くしました。アルミフォークのRADACと異なりハイブリッドレイダックのクロモリフォークはツーリング車並に大きく曲げていて、リアを少し詰めたこの状態でもホイールベースは1030mmあります。
リアタイヤとシートチューブのクリアランス。
まだ余裕を持ってフェンダーが取り付けられるくらいで、スポルティーフ風RADACも面白い…。なんて思いますが、最近は車載の機会も多いのでロードの体は保っておきます。
この調整具、ウィングナットのランドナーに使いたいです。ディレイラハンガーの関係でエンドの奥まで軸を入れることができなくて、結局「2枚の板で」後輪を支えなきゃならないものでw
そしてこの部品、面白いですよね、理屈がわかれば何かで自作出来そうな感じです。リアセンターの調整は、本来ディレイラーの適切な角度調整の役割もあるでしょうから、そういう意味でも仰るとおり適材かもしれませんね^^