ヒゲGの田舎暮らし日記「自遊空間」

第2の新世界に飛び出したオヤジがくりひろげる苦悩と笑い、喜び、ボヤキをお届けします。(編集長のひとりごとver.2)

琳派

2015-10-31 19:54:51 | ART
今年は琳派400年。それを記念して京都では琳派のいろんな企画が催されている。
新聞広告などで気になっていたので、今日行ってきました。

一つは京都国立博物館で開かれている「琳派京を彩る」もう一つは京都近代美術館で
開催されている「琳派イメージ展」
午後から近い方の岡崎の「琳派イメージ展」へ。


「琳派」は俵屋宗達、本阿弥光悦から始まった我流なんですが、絵画から工芸、陶器、服飾
まで美術界全体に影響を与えた。それは現在にまで息づいているようだ。
近代美術館の展示会では、絵画、工芸、陶器、服飾など広く展示されていたが、江戸時代から
現在までその影響を受けたと思われる幅広い作品が展示されていた。

なかでも、明治の油絵画家・浅井忠やフランスのアンリ・マチスの絵画も展示されていたのには
驚いた。そうか。こう色使いだけで象徴的に表せれば琳派の世界。
なかなか興味深い展示が多かった。

で、次は京都博物館への美術鑑賞のはしご。
風神雷神図が3つ展示されているというんだから、(これまで風神雷神図が3人から描かれているとは
知りませんでした)俵屋宗達の風神雷神図を80年近くたってそのオマージュ絵を尾形光琳が描き、
さらに酒井抱一も描く。
その3風神雷神図が一堂に会するとあって、博物館まで行きました。

着いたのが4時過ぎ、チケット売り場で待ち時間90分の宣告
いくら暇な私でも入り口前で90分はありえません。東山七条から京都駅経由で帰ってきました。

本物の風神雷神図。期間中にはまた訪れたいです。

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