御年90、少し腰が曲がってはいても、杖を突きながら上が池までの散策は欠かさないそうだ。
雨の日はあかん、両手塞がったら危ない。
晴れたら外に出て、休み休みしながら三人の人と会って、少し喋るのが一番や。
そう話しながら、今日はあんたが一人目、あと二人に出合ってから帰るわ…。
ちょうどスイショウを見上げて花芽を撮っていたところだった。
なんかおるんか?
スイショウに松ぼっくりがぶら下がってるから撮ってると話すと、スイショウマツ言うんか。
違う、スイショウ、水の松と書いて、スイショウやから、スイショウマツとは言わん。
なんやてぇ?、松やったら松と言わなわからへん。
スイショウ言うさかい、松の一つや、と暫しややこしい名前で盛り上がっていた。
その後、もう一度今度はカンレンボクを見上げていた。
松ぼっくりはぶら下がってぇへんのか?の問いに答えて
これは松違うから松ぼっくりは出来へん、キジュいう名前の樹や。
そうか、喜寿言うたら77のことや、わしは今年90や…。
-------------------------------------------------------------------------------
そのまま今年1月のぺ時にも記録した。
ちょうど一年前になるこの会話は、今も奇妙に覚えている。
お元気だろうか、来年には92歳になる筈だ。
スイショウ(水松) ヒノキ(←スギ)科スイショウ属 Glyptostrobus pensilis
スギ科から移されているが、スギ、ラクウショウ、スイショウはヒノキ科スギ亜科スイショウ属としている。
(2024.12.09 上が池)
☆
▲ 左は春のスイショウ 右はスイショウと間違えて撮った同じ場所のラクウショウ。▲
------------------------- 以下に過去ログへのリンクを設定(項目をクリック)---------------------------
スイショウ2022 スイショウ 森林・上が池2020 スイショウ果実2019
カンレンボクの冬芽2022 去年のカンレンボク カンレンボク(旱蓮木 キジュ・喜樹)
冬芽・葉痕2023-2024 冬芽・葉痕2022-2023 冬芽・葉痕2019-2020 ブログ記事一覧-HAYASHI-NO-KO (goo.ne.jp)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます