▲ 大昔、ここには公民館があったしこの花も咲いていた。▲
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何故かこの花が空き地などで揺れているとホッとする。
派手な花がどこにも咲き乱れるようになってしまったからだ。
焼野原に少しずつ粗末な家が立ち並び始めた昭和20年代後半~30年代初期には
至る所にこの花が広がっていた。
目新しい色が何もない場所にも揺れていたからこの色は貴重?だった。
(2024.06.10 硯町)
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かつてここには林公民館があった。
井戸が一つ、その周りにこの花が咲いていたのは幼稚園から小学生の頃。
それからそこには小学校に間借りしていた幼稚園が移され
時代は変わって今は、地域のコミュニティーセンターと自治会館が同じ建物に入っている。
そんな70年近くも前のことを知る人たちも次々と亡くなってしまった。
ハルシャギク(波斯菊) キク科ハルシャギク属 Coreopsis tinctoria
(2024.06.19 林崎町)
コスモスの和名はオオハルシャギク
キク科コスモス属(Cosmos bipinnatus) だから分類上では別属
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▲ 園芸種として売り出されている ▲
コレオプシス・スタークラスター キク科ハルシャギク(コレオプシス)属 Coreopsis cv. Star Cluster
幾つもの自治体で特定外来生物として駆除に躍起になっているオオキンケイギク(Coreopsis lanceolata)も植物としては同属。
これは駆除対象、これは対象外…などと、花を愛でる人には馬耳東風?かもしれない。
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巨大なヒマワリ、赤と黄色のカンナ、田んぼの脇の橙色が多かったヒャクニチソウ…。
古くからの花は、色とりどりの花が栽培されてもう花壇の花にはなれないのでしょう。
だから、野暮ったいと言われる花を見かけるとホッとします。
ハルシャギクも殆ど果実が出来始めて殺風景になりました。
https://blog.goo.ne.jp/ken328_1946/e/ff70327e718055f8d176163b8cc45381
たくさんのハルシャギクを見させていただきました。
ますます、咲き始めの頃を見たくてたまらなくなりました。
来年は、いちはやく素敵なハルシャギクを撮りに行ってみたいと思います。
ありがとうございました。