漁師じゃないんだから・・・

セオリーと言うヤツをすべて無視して釣りをするオヤジのブログです。          採算なんて度外視。遊びだからね。

2024.10.12 出たぁ~ アナコンダ2発!!  石川県西海漁港

2024-10-14 17:59:08 | 海釣り

この3連休、久々に天候に恵まれて、しかもやっとこさ気温が秋の気配と言えるまで下がって、

アウトドアにふさわしい休暇となりました。

今年の夏の間に手に入れた赤い2本の投竿、BX-T 425に、いちど重量感を味わいさせたくて、

自宅の深谷から東西南北、半径400km以内を節操も無く奔走してました。

鯛やらスズキやら、・・・いや、鯉でもエイでもアメナマでもなんでもいいから、

一発大物のデカいヤツを掛けてみたくて、夜釣りを中心に出撃しておりましたが、

なかなか出会えませんでした。

毎晩Youtube番組を拝見していると、全国各地の有名釣師の皆さんたちは、コンスタントに

デカい魚をゲットして映像をアップされています・・・なんでそんなに釣れるんやろ? 

しかも三脚で固定したカメラの前で、映える大物を見事にゲットしておられる。

なんでや? ・・・ よく軍資金が続きますな・・・

悶々とする中で、私は私なりに、ブレブレですが、安月給のサラリーマンでもできることを

コツコツやるのみ。

この3連休は何処へ出撃しようか? 新潟県柿崎へ秋のサーフ真鯛を狙おうか、それとも

能登半島でキジハタを狙って夜釣りブッ込みをしようか、前日まで迷っておりました。

 

いろいろ迷いながら、金曜日のPM21:00 深谷の自宅を出発。日付が変わるタイミングで

関越道六日町ICで降りて国道253号線を上越へ目指して走りました。

もし、上越でユムシを入手できたなら柿崎で真鯛を狙おう・・・

しかし、上越のフィッシャーズ、いとう釣具店、ホシノ釣具店、木村釣具店、どこも

ユムシは置いてなかったので、柿崎での真鯛は、考えから除外しました。

 

いろいろ前書きが長くなりましたが、12日の未明は、黒部川河口の生地漁港で

少しだけ竿を出しました。、ここでは、2025年版の新作の仕掛けを実験的に試してみて、

早々に切り上げました。←後日、詳細を報告する予定です。

そして12日の昼には能登半島の秘密のアジトに到着していっぷく。

12日PM15:30に秘密のアジトを出発して、富来の西海漁港を目指しました。

果たして2024年この冬、そして2025年の春には西海漁港にカレイは来るだろうか?

ずっと考えてます。奥能登の珠洲市の蛸島漁港を失った今、能登で大型マコガレイを

狙えるのはここしかないのです。能登島はケムシだらけだし、イシガレイばかりだし。

さらに、あの、デカいアナゴはもう居ないのだろうか? 

「カレイにふられた日はアナゴがカバーしてくれる」←この考えは成り立つのか?

 

 

これまでは、日没後から深夜にかけて、港内の出島から養殖いかだへ向けて遠投したら、

大アナゴがアオイソメを喰ってきました。

しかし、今は、出島は震災の修復工事で立ち入り禁止。養殖いかだも魚は空っぽ。

そんな筏の下に今でもアナゴは居るのだろうか?

それと、もう一つ問題があって、私の技量では大波止から遠投しても養殖いかだまで

届かない、どうなんだろう?

 

12日PM16:30  西海漁港に到着。

三脚と赤いBX-T 2本を携えて大波止を歩きました。

 

釣りを始める前に・・・

まずは釣りの安全祈願と大漁を祈念いたしまして、西海漁港の神様にお神酒です。

神様、我に大きな魚を与え賜へ。

できますならば真鯛、クロダイ、スズキ、キジハタ、がいいです。

エイは要りません。

ウミヘビも要りません。

 

 

 

さてと、目の前に養殖いかだが有るのですが、近そうで遠いです。

 

 

 

 

ここへ来る前に上州屋新高岡店に立ち寄って、ユムシ弾を10発仕入れることができました。

 

 

2本の竿のうち、1本はユムシ弾。もう1本はアオイソメの房掛け。

柿崎でサーフ真鯛を狙うために作った仕掛けにエサを付けて遠投しました。

 

そして、さらに2024年冬に向けて開発した新兵器です。

エギをぶら下げるフックに喰い渋りイエローと秘密の錠剤を混ぜ込んで挟み込み、

集魚効果を狙って27号オモリに取り付けました。

 

 

 

 

 

新兵器の効果の程はよく判りませんが、日没後、気温が下がって急激に寒くなってきました。

 

PM18:10

アオイソメ房掛けで放り込んだ左側の赤い竿のLEDランプが大きくコツンとおじぎしました。

竿を手に持ったまま穂先の動きに注視していると・・・

ゴゴゴゴゴーン、竿を海に引っ張り込む超デカいアタリ発生。

このタイミングで竿を立てて、空アワセを入れると、逆に引き込まれて、

うわっ、竿が立たん。

遠く離れた海底で強烈な引きです。

これこれこれこれ、これですよ。この引きを味わいたかったのよ。

それにしても凄い抵抗です。

硬いBX-T竿が満月に曲がりました。

ふつうはリールをグリグリ巻くと、アナゴなら遠くの水面で早々と浮いてくるのですが、

こいつは足元まで浮いてきませんでした。

が、しかし、

ヨリトリゴムを噛ましているし、よっこらしょで堤防へ抜き上げました。

ウネウネと動く大アナゴにタオルを被せて、

ナイフで延髄をスパッと切ろうとしましたが、アナゴの尻尾が、押さえている左手に

巻き付いて、カット失敗。

なんとかもう一度押さえつけて、ナイフを突き立てて押し込み、

今度は骨まで切れました。

 

 

73cm アナコンダ級 ゴン太の真アナゴをゲット。

 

このまま時合いへ突入か?と思いましたが、その後が続きません。

活性が低いのか? もう居なくなってしまったのか?

20分おきにエサをチェックして投げ直しますが、アオイソメは何者かに齧られて

素バリで戻ってきますが、ユムシのほうは何回投げても全くの無傷で戻ってきました。

アナゴならユムシも食べるんだけどな。

新兵器の効果も疑わしいです。

 

3時間経過しました。寒いし、ヒマです。

阪神負けたし、ほんとつまらんです。

 

 

PM21:15

またしても左の赤竿・・・アオイソメ房掛けを投げ込んだほうのLEDランプが

チョンッと揺れて、そのまま大きく竿先を何度もおじぎさせて引き込みました。

きたきたきたきたぁ、

竿を手に持って空アワセを入れると、ドスンと重たい感触が伝わってきました。

さっきのよりデカいかも。

強烈な抵抗を味わいながら、リールをグリグリ・・・突っ込みをかわして、

またグリグリ・・・無理せずに少しずつ巻いて寄せてきました。

足元まで寄せて来て、浮かせて、せーので、堤防へ抜き上げました。

で、デカいです。

 

 

 

78cm アナコンダ級 ゴン太の真アナゴをゲット。

 

その後、PM23:00 まで粘りましたが、私の体力が無くなってしまって、疲れました。

3匹目は現れずに終了しました。

 

日付は13日になって、秘密のアジトに戻り、持ち帰った2匹のアナコンダは

ひとまず冷凍しました。

私は爆睡です。落ちるように寝ました。

 

目覚めたのは13日AM10:00。よく眠りましたわ。やはりベッドと布団があると、車中泊と

比べて疲れの取れ方がぜんぜん違います。

13日の昼前から活動再開。

解凍しながら下処理をしましたが、なんとも気持ち悪いデカさでした。

 

 

野食ハンター茸本朗さんが、Youtube番組のなかで、魚のぬめりは酢で固める方法を

紹介されていたので、最近はずっと酢を使っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

釣り針を回収。

78cmのほうの腹を開くと、白子が入っていて、さらに胃の中にはカマスの頭が3つ

入ってました。↓ ↓

 

73cmのほうは胃の中は空っぽでしたが、ピンク色の卵を抱卵してました。

この2匹は夫婦だったのかな?

 

うーん、ユムシを付けたほうの竿にはまだ大物の強い抵抗を味わせてないので、

年末までに再度トライしてもいいかなと思います。


2024.10.05 何しに小名浜まで行ったのか?  福島県いわき市小名浜港

2024-10-06 09:20:26 | 海釣り

この夏は暑過ぎて、カミナリが多く発生して、雨が降ればドロ水で、川での釣りがほとんど

できませんでした。ウナギやアメリカナマズ、そしてハゼなども暫く釣ってないなー、と

思うのですが、海でも同じで、アナゴやドンコ、カサゴやチャリコなども釣ってませんね。

だんだん足元で釣れる魚種が減ってきているように感じます。

アジやサバなどの青物も昔と比べればかなり減っているように感じます。

気候変動などが大きく影響しているのでしょうか?

昔は夜釣りに行ったら、缶ビール飲みながら一晩頑張っていたら、翌朝にはクーラーボックス

の中に何かしら食べて美味しい魚が溜まってました。

今週の天気予報では、日本海側はまたしても雨だったので、久しぶりに小名浜まで行って、

アナコンダ級の大アナゴを狙ってみようと思いました。

あの藤原川沿いの大剣埠頭に入れなくなってから数年経過して、釣果は期待できないですが、

あの旧市場前堤防のややこしい場所なら、そこそこ釣れるんじゃないか?と思いました。

4日に仕事を終えて晩御飯を食べてから、PM20:30 北関東道の太田薮塚ICから乗り込みました。

のんびり走って、深夜割引が効くよう日付が変わる零時過ぎにいわき勿来ICで降りました。

深谷から小名浜まで220km、新潟の上越まで行くのと距離はほとんど変わりません。

 

途中、青イソメを2,000円分購入して、小名浜港の旧市場前に5日(土)AM0:40到着。

現地に到着してビックリ。いつも幽霊船の如く係留されている漁船に照明が灯されていて、

周辺で多くの関係者が作業していました。

 

 

しょうがないので、堤防の反対側の端が空いていたので、そこで陣地を築きました。

 

コンパクトな短い270投げ竿を4本並べてから、

釣りを始める前に、小名浜の神様にお神酒を注ぎました。

ちょびっと残しておいて、自分にも少し・・・。

 

 

 

アナゴ釣りのエサは青イソメがいちばん。

 

さらにイカの塩辛

 

塩サバ

 

船釣りではサバ切り身が良いとされていますが、過去からの経験上、堤防でのブッコミでは

圧倒的にアオイソメのほうが喰いが良いです。

 

この日の潮汐は干潮ピークがAM0:40、満潮がAM5:30 。

釣りを始めてすぐにホンテロン5号のハリスがスパッと切られることが2回連続発生して、

足元にかなりデカいフグが居ると思われましたが、姿を見ることはできませんでした。

 

その後、ゴンズイが1匹掛かったのみ。

 

 

酒飲んで、スマホ見て、三四郎のオールナイト聴いていたら、いつのまにかウトウトして、

気付いたら朝でした。

 

 

 

 

 

 

朝マズメに小さなカニが掛かってきたのみで、魚類は何も釣れず。

私の周辺も誰も釣れていないし、豆アジすら釣れていないなんて、ほんとつまらん朝です。

 

AM9;00  撤収。 しかしせっかくここまで来たので、深谷へ戻るのももったいないし、

近くの鮫川河口へ移動しました。

 

雨が降っていたので、橋の下で陣地を築きたかったのですが、先客が占領していたために

橋の横から405BX-Tを2本ブッ込むことにしました。

 

 

 

シーバスに持って行かれないように、洗濯バサミストッパーを付けます。

 

 

シーバス狙いだったので、アオイソメをチョン掛けにして放り込んでいたのですが、

投げ込むとすぐに15cmほどハゼがチョンチョン齧るので、アオイソメが瞬殺、

どんどん減るので、夕方の満潮時まで車の中で寝て、時間を潰しました。

うーん、ハゼがうじゃうじゃ居たので、専門に狙ってもよかったのですが、

一発大物の重量感に飢えていたので、残りのエサをシーバス狙いに使うことにしました。

 

 

5日(土) PM16:00  夕方、満潮の時合いを迎えました。

釣りを再開します。ぐっすり眠れたのでカラタが軽いです。

 

が、

期待に反して、掛かってきたのはベイビーなチーバス君ばかり。

 

 

 

 

 

 

エサが無くなるPM19:00までやりましたが、30cmまでのチーバスが10匹ほど釣れただけで

重量感も何もなく・・・

大変ストレスと疲れを感じた釣りでした。


2024.9.29 この水の色では釣れないか   新潟県市振漁港

2024-10-01 05:43:23 | 海釣り

日曜日AM11:00、国道8号線沿いをちんたら走って、

新潟県市振漁港へ立ち寄ってみました。

海岸では翡翠を拾う観光客が大勢おられました。

 

漁港の堤防を工事しているみたいで、ダンプが乗り入れられる道が付けてありました。

私にとっても柵を上り下りしなくて、とても楽チンです。

 

 

外海側は荒れてました。

でも荒れた時に、新しい翡翠が打ちあがって見つかるようです。

 

 

 

先週、あれだけ降った影響で、海水の色は白っぽくて、活性がとても低そうです。

 

予想通り、キジハタからのアタリはぜんぜん出ません。

 

小さなコツンとしたアタリをあわせると、カワハギ君が掛かってきました。

皆さん、こんなデカいジグヘッドでカワハギ君のおちょぼ口に掛けるなんて、

なかなかの技ですよ。

ある意味、オレってすごいなー、と自画自賛です。

 

 

 

 

もう少し冬に近づけば、アイナメやソイが釣れてくれるかもしれませんね。

PM15:00 終了しました。

 


2024.9.28 久しぶりの能登でキジハタ狙い  石川県西海漁港

2024-09-29 20:19:56 | 海釣り

2024年の元日に能登半島で発生した地震災害が復興する間もなく、

先週、豪雨が追い打ちをかけるように、さらに深い爪痕を残しました。

奥能登での輪島市や珠洲市の釣り場はもう昔の姿は望めないでしょう。

私にとって、大きなマコガレイを狙えるポイントのほとんどを失ってしまい、

これからの数年間は再び新規ポイントを探索するための期間となるでしょう。

さて、富来の西海漁港は、震災後も着々と復興工事が進んで、

ほぼ元の様子に戻りつつあります。

 

 

 

冬にカレイが釣れるかどうかは判りませんが、夏のアジ、アオリイカ、キジハタは

釣れているようです。

海水の色もきれいだし、この場所だけでも釣り場として残っていてくれれば、

埼玉から石川県まで通う価値があるというものです。

 

さて、9月も下旬になって、ようやく気温30℃を切るようになってきました。

例年ならハゼ、シーバスを狙うのですが、最近キジハタを釣ると、私の周囲の女連中が

美味しいと喜ぶので、もっぱらソフトルアーでキジハタばかり狙っています。

 

 

堤防の上は墨跡ばかり。私はエギングをしませんが、夜になるとかなり賑っているようです。

 

 

 

テトラが入っていないので、足元のタイトなデコボコを探ってゆきますが、

そのぶん根掛りもかなり多いです。

 

 

 

ガツガツしたアタリは皆無でしたが、根気よく、粘り強く、チョンチョン、やっていると、

ん? 根掛かりかな?と思うような微妙なアタリで、30cmキジハタをゲット。

しかしねぇ、ここまで開始から2時間が経過してます。

ダイソーの1,000円竿と14gジグヘッドの組み合わせですわ。これで十分ですよ。

 

 

 

 

次にアタリがきたのはさらに2時間後でした。

23cmをゲット。

 

 

 

続けてもう一匹連続で来たかな?とアタリを掛けて、リールをグリグリ巻いたら

24cmほどのカマス君でした。

 

 

 

PM16:00 終了しました。

 

 

 

堤防の上から見ていると、50cmほどのサゴシやカンパチの群れが何度も足元を通り過ぎて

ゆくのが見られ、30cm以上の大鯵もサビキで釣れていたりと、それなりに楽しい釣り場

でした。

 


2024.9.07 小さいシーバスばかり。 茨城県 涸沼

2024-09-08 15:57:08 | 淡水釣り

この夏、2.7mの投げ竿を4本入手しました。

飛距離よりも狭い釣り座での使い勝手を重視して購入したのですが、

なかなか竿のポテンシャルを発揮できる機会がありませんでした。

まだ残暑も厳しいですが、台風10号も消滅して、カミナリや豪雨も

少なくなってきたのではないかと思います。

土曜日の午後2時に深谷の自宅を出発して、北関東道の太田薮塚ICから

乗り込んで大洗ICまで140km、それでも新潟方面へ行くより近いので、

涸沼で夜釣りをすることにしました。

大洗ICで降りて、すぐ近くの釣侍さんでアオイソメ3パック(1,830円)

購入しましたが、心なしか少なく感じました。

 

涸沼の土手に上がって様子を伺いました。

 

下流、大洗方面

上流方面

おっ、ラッキー

 

このまえ8月に来た時は、足場が水没してましたが、今回は水位が下がって、

土手下で陣地を作れそうです。

 

 

 

さっそく2.7mの竿4本立ててみました。

 

 

4本のうち、左の2本の黒い竿にはジェット天秤15号を付けて、ブッ込み。

右の2本の赤い竿には電気ウキを付けて、ウキ釣り。

シーバスに対しては、エサは底に這っているより、浮いているほうが喰い易いらしい。

本当なのか?ブッ込みのほうは、とりあえずフロートを付けて投げ込んでみました。

 

 

今じゃもう全てLEDに変わってしまった電気ウキですが、単三乾電池2本の重さを

利用して自立するナショナル製のウキは非常にタフで壊れませんね。30年愛用のもの。

 

 

 

 

意外や意外、最初の1匹目は電気ウキを回収している最中に喰いついてきました。

しかし小さいですね。6000番のリールでは、全く抵抗することも無く寄ってきました。

 

2匹目もベイビーなセイゴ、リールを巻き始めた時は掛かっているのかどうか?

判りませんでした。

 

 

ジェット天秤のブッ込みも、電気ウキも、両方ともアタリは連発するのですが、

なかなか針掛かりせず、アオイソメがどんどん減ってゆくので、

足元をわらわら歩き回っている磯ガニを捕まえて、試しに放り込んでみたら、

なんと小チヌが掛かってきました。

 

 

しかしカニではアタリが遠のいてしまい、その後はまたアオイソメに戻しました。

本日の狙いは、竿のポテンシャルを試すために大きなシーバスを掛けることなので、

そのあとはアオイソメで通すことにしました。

小さいシーバスばかりでうんざりしていたので、思い切り遠投してみました。

この竿、15号天秤でもよく飛びますわ。重たい電気ウキでも予想外に飛びました。

すると、遠投ブッ込みのほうに竿ごと引っ張り込む大きなアタリが出て、

この日一番の強い引きに出会いました。が、何の苦労も無く寄せてきて、

60cmぐらいの銀鱗の、美しい魚体の魚を抜き上げたのですが、よく見ると、コイツは

ニゴイでした。

 

 

その後も同サイズのニゴイを追加しましたが、暫くすると遠投でも小さいシーバスの

アタリに代わってしまいました

 

 

日付が変わって、日曜日のAM1:00になってもチーバスのアタリばかり続いて、

高温多湿の環境で、ええかげんしんどくなってきました。

 

もうこれ以上釣りを続ける気力も無くなってきたころ、地元のルアーマンと

談話する機会があり、この涸沼でチニングの効果を試されているところでした。

すると、私の目の前で、私がカニで釣り上げたのと同サイズのチヌを立て続けに

2匹釣り上げられました。これはこれで衝撃的な場面でした。

 

AM2:00  釣りを止めて自宅へ戻ることに。

 

 

 

今回持ち帰ったサイズのシーバスなら、何の抵抗も無く寄せて抜き上げられたので、

ぜひとも再度、大きいのを掛けてみたいです。


2024.8.31 新潟県間瀬港の穴釣り調査

2024-09-01 01:50:40 | 海釣り

台風10号が迷走しているから、天気が読めません。

本当は涸沼で、もう少しデカいシーバスを釣ってやろうと

先週から出撃の準備をしていましたが、

先週の土曜日(24日)も酷いカミナリで、北関東道の途中で引き返してきて、

目的地にさえ到着することができませんでした。

そして今週の土曜日。

台風10号は何処に居るんだ? 雨ばかり降らせやがって・・・。

雨雲レーダーを眺めて、新潟だけなぜか晴れているけど、なんでなの?

もし海が荒れていてもキジハタ狙いの穴釣りならできるかも・・・。

こんなときこそ、釣れなくてもいいから新しい情報を収集するべきだろと思いました。

土曜日の午前零時に深谷の自宅を出発。

目的地は新潟の・・・寺泊港と間瀬港・・・なんでここやねん?と思いますが、

グーグルの航空写真を眺めていたら、長い堤防にテトラポットが並んでいたからです。

 

寺泊港 ↓ ↓

 

間瀬港 ↓ ↓

 

新潟県って釣り人がものすごく多いですね。

AM4:30   まだ薄暗い時間に寺泊港のファミマ駐車場に到着したのですが、

次々とやってくる客は皆さん釣り人ばかりでした。

今日は場所取りする必要が無いので、ゆっくりとモーニングを済ませてから寺泊港の

堤防の様子を見てまわりましたが、すでに大勢の釣り人がスタンバイしておられました。

何を思ったか、混雑を嫌った私は、いったんここを離れて地域周辺の様子を見て廻る

ことにしました。

寺泊港→大河津分水路→野積海岸→獅子ケ鼻→こめぐりの郷公園→間瀬港。 

海沿いを走る国道402号から見える景色は何処も釣り人ばかりで、荒天の状況なのに、

なんとヒマなヤツが多いことか(笑)  ←おまえが言うな。

 

まずは間瀬港を通り過ぎた海水浴場の駐車場でシエンタ君を停めて、誰も居ない広い砂浜

からソフトルアーを投げてみることにしました。

マゴチでも来ないかな。

 

海水浴場からスタートしましたが、アタリ無く、何も無しでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

続いて間瀬港内へ移動しました。

間瀬港内で新兵器を試してみましたが、フグに瞬殺されました。

足が3本+ナニ1本 

 

 

たったの1投でフグに齧られまくって無残な姿に・・・。

 

 

 

 

 

間瀬港内、およびその周辺はせいぜい3mぐらいしか水深が無く、キジハタはおろか

カサゴさえも居ない、とても魚影の薄い場所だと思いました。

 

 

 

このあと、寺泊港へ戻って、堤防テトラの穴釣りを続けましたが、一度もアタリは

出ませんでした。

 

 

 

 

 

 

 

寺泊港も水深が無くて、海底は砂地が多く、魚が隠れる場所も少なくて、アジサバなど

回遊魚の群れが入ってこなければ、ぜんぜん釣れないようで、

とても魚影が薄いですね。

 

この地域は、東北震災直後の時期に、やむを得ずに新潟地方まで遠征してきたけれど、

ろくなもん釣ってない記憶が残ります。

 

[  過去にこの地域で竿を出したときの記録 ↓ ↓  ]  

 

① 2011年 5月    7日 間瀬、こめくりの郷

② 2012年 1月  14日    寺泊港

③ 2012年  7月 14日    獅子ケ鼻

 

 

 

 


2024.8.17 何しに行ったか解らん。  茨城県涸沼

2024-08-18 16:55:22 | 淡水釣り

昔から毎年お盆の期間に釣りはしないことにしています。

勤務先で後輩から「なぜお盆に釣りしないのですか?」と訊かれて、

さらに「海水の温度とか条件とか環境が悪いからですか?」とか

「海水浴客が邪魔だからですか?」とか、

いろいろとその理由を訊かれるのですが、

いつも返答するときに、まずこの言葉を最初に言います。

「うしろの百太郎」・・・。

すると、50歳ぐらいの後輩ならたいていは「えっ?、そういう理由なんですか」

と即座に理解してくれるのですが、

30歳ぐらいの若い連中だと「なんですか?それ」と返されてしまいます。

うーん、ちょっと面倒くさいなあ・・・と思いながらも、

「お盆は殺生したらあかんねん」とか「お盆は霊が水辺に集まるから危ないねん」

とか「なぁ、川遊びで流されて死んでる事故が多いやろ」とか

「船で釣りになんか行ったら周りから亡霊に囲まれて柄杓で水を入れられて沈没するねん」

とか答えます。

でも、自分でも「お盆の終わりは何日なんだろう? 15日? 16日? 17日?」

私は関西出身なので、15日かな。京都だと五山の送り火の16日かな。

17日はもうお盆じゃないよね。

・・・

・・・

・・・

だから釣りに行こ。

じつは、以前からとても不便に思っていたことがあります。

それは狭い幅の堤防から投げ込む場合や、背面が壁や柵で竿を振り込み難い場合に、

4.05mや4.25mの竿では長すぎてダメだなと思っていて、もっと短くて強い竿が

欲しくなりました。

そこでお盆休みの期間に2.75mのホリデースピン2本とスピンジョイ2本の計4本を

入手したので、早く試してみたくてウズウズしてました。

はやくから17日に出撃する予定でしたが、台風7号が接近しており、全国的に大荒れ

だったので、目的地が思い浮かびませんでした。しかし、海はダメでも、涸沼ならば

波の心配は無く、さらに気候的に濁りが入ればウナギが来るかも・・・

あくまでもプラス思考で積み上げてゆくと、土曜日の夜釣りで、ブッ込み釣りで、

新しい竿で大ウナギをゲットする、という皮算用です。

 

自宅に持ち合わせていた8号10号12号のオモリをかき集めました。

 

 

 

17日PM14:00に深谷の自宅を出発して、北関東道の太田桐生ICから乗り込んで、

PM16:30水戸大洗ICで降りました。

しかし暑いですねー。この日の予報は熊谷39℃で、となりの深谷市も似たようなもの。

クルマのハンドルが熱くて持てませんでした。昨年の夏にアジング用のソフトルアーを

車に載んでいたために、暑さで溶けて大部分を失ってしまったため、夏の気温には

要注意ですよ。

 

大洗IC降りてすぐの処にある釣侍さんで、ミミズ熊太郎1箱と青イソメ2パックを購入。

 

 

 

涸沼の土手に上って状況を確認すると、通常より20cmほど増水していて、

降りられませんでした。

シーバス狙いのルアーマンたちはウェーダーを着用して立ち込んでますが、

ブッ込み釣りの私はそこまでできません。

土手の上から投げ込むことにしました。

 

 

 

 

 

 

 

4本のうち、左の2本(赤)にはアオイソメの1匹掛け、右の2本(黒)にはミミズの1匹掛け

でブッ込みました。どの竿もウナギ狙いです。この濁りならばチャンスは有ると思います。

あのですね、4本ともオモリ10号ではよく飛びますが、竿を立てるとオモリが軽すぎて

ずり寄ってきてラインをピンと張れません。ドロ底なんですけど。それだけ竿の反発力が

強いのでしょう。12号だと少しマシです。なので今度来るときは15号ぐらいの少し重めの

天秤を使用したいところです。

 

PM18:00 スタート。

波も無く、風は強いものの背後から前へ吹いていて、苦になりません。

風のため蚊も来ないです。

投げ込んですぐ左2本の青イソメへのアタリがチョンチョンと頻繁に出ますが、

エサばかり取られて、全く針に乗りません。

右2本のミミズには全く反応しません。

スタートから1時間ほどこの状態のまま何も釣れずに過ぎましたが、背後から夕立ち雲が

覆いかぶさってきて雨が降り出し、PM19:00ごろから土砂降りの豪雨になってきたので、

竿は投げ込んだままにして、土手の下に駐車している車へ逃げ込みました。

この雨を降らせている雲は宇都宮あたりから真岡、笠間を通って大洗方向へ

次々移動してきて、小さな線状降水帯ができているようです。

北の小名浜や南の鹿嶋は晴れているのに、大洗から日立までの狭いエリアだけ

猛烈な豪雨になってました。

さらに、ピカピカ、ビカビカ、ものすごいカミナリの連続で、涸沼の周辺にも

何発か落雷が続きました。目の前で空から縦に堕ちてくる稲光に、

本当に恐怖でビビリました。

もしも4本の竿に雷が落ちたらどうしようかと、気が気ではありませんでした。

仕舞うにしても・・・カミナリ雲の下で、竿には触れないし・・・動けません。

PM23:00まで、豪雨の雲が通り過ぎてゆくのを、ただ車の中で待つしか

ありませんでした。

 

 

PM23:00 ようやく釣りを再開しました。

静かになりましたが、無風になり、ムッと息苦しくなるような蒸し暑さに囲まれて、

照明を点けると蚊や蛾が顔に目がけてぶんぶん飛んできました。

蚊取り線香の煙で結界を作って、さらに新兵器・・・虫の嫌がる音波を発信させます。

 

 

 

時間帯からして、もうウナギは来ないだろうと思い、4本ともシーバス狙いの仕掛けに

変えました。ハリスを長めに取り、アオイソメを小さく切って、房掛けにして放り込むと

すぐにアタリが出て、25cmほどのチーバス(セイゴ)をゲット。

このサイズのセイゴが湧いているらしく、イナっ子を追い掛け回しているようです。

 

 

たまに大きめのヤツも掛かりましたがエラ洗いで外れたり、切られたり、で、

2回バラしたあと、コイツ( 51cm )をゲット。痩せてるなあ。

痩せて軽いせいかもしれませんが、タモを使わずに土手の上まで抜き上げることが

できました。あらためて275の竿でも、腰があって強いなと感じました。

 

 

18日AM3:00  エサ切れのため終了。

 

 

涸沼のシーバスは水面直下のベイトを追いかけているらしく、うるさいぐらいに水面を

バシャバシャやってましたが、持ち帰ったヤツのハラワタを出しても胃袋はカラッポでした。

いったい何を喰っているんだろ?

ブッ込みで底にエサを落として待っていても、なかなか喰わないようだし。

何も喰ってないのかな。みんな痩せてるし。

 

今回の釣行で4本の竿の感触は確かめられました。適合オモリは12~15号ぐらいですかね。

それと17、18の両日は、まだお盆期間中で土日割引じゃなかったようです。

仕舞うのにも時間がかかって、帰りも大洗ICに乗り込んだ時刻がAM4:00をわずかに

過ぎていて、深夜割引を逃してしまったし。

豪雨とカミナリに遭遇するためにわざわざ出撃したようなもんです。

 


2024.7.27 那珂川でウナギ狙ってもギルばかりで・・・ 茨城県水戸市下国井 

2024-07-28 08:17:30 | 淡水釣り

梅雨が明けて、連日、昼間は猛暑。そして夕方になると、カミナリ雲が湧いてきて

あっという間にスコールのような酷い豪雨。ほんと地球が壊れかけています。

土用のウナギの時期ですが、スーパーに並ぶ蒲焼の値段を見ると、どこも普通の大きさで

2,300円ぐらいで売られてます。

自分で自分を釣り人と自負しているならば、自分で釣り上げたウナギで蒲焼を作らねば。

うーん、かなり難易度の高いミッションですが、こういうテーマがないと猛暑の中で、

なかなか出撃するきっかけができません。

天然のウナギはその数が激減していると言われてますが、各地から投稿されてくる

Youtube動画を見る限り、そこらじゅうの河川でウナギは生息していると思うのです。

ただウナギの数に反して、どんどん増えて困っているのがアメリカナマズと

ミシシッピアカミミガメの存在で、コイツらがウナギ狙いのブッコミ仕掛けに掛かって

きて邪魔するから悩むところです。とくに荒川と利根川では全域にわたってコイツらが

邪魔してくるので、ブッコミでウナギ狙うことは不可能に近いことだと思います。

なので、今回は、美味しい小鮎をたくさん食べているであろう那珂川のウナギを狙って

みることにしました。

しかしなあ、茨城県の大洗、涸沼、水戸、この周辺のエリアは毎日午後になると

天候が急変して、怖いカミナリ様がピカピカドンドン猛威をふるいます。

河川敷で車を横付けできる場所で、しかも豪雨をしのげる大きな橋の下が理想的な場所

だと思って、一生懸命にグーグルマップの航空写真で探すのだけれど、

世の中そんなに甘くはなく、そんな場所はたいていジモピーたちに占拠されています。

現地へ行ってみて、場所が空いていればラッキー、空いていなければ他へ転進する、

そんな不確実な釣りなので、ほんと、運任せですよ。

 

 

AM10:00  深谷の自宅を出発。

目指す那珂川の水戸市下国井の場所まで片道145km。

途中、近所の釣具屋へ寄り道して大関ミミズ3箱を購入して、

 

 

北関東道の太田桐生ICから乗り込んで、常磐道の水戸北ICで降り、

PM13:50 現地に到着。

幸運にも誰も居なくて、常磐道の橋の下に陣取ることにしました。

 

川の様子を見ると、濁流ですが、ザワザワした流れで、なんとなく釣れそうな雰囲気。

狙いの場所に入れて、ラッキーでした。

 

かなり横着して、車横付けの、土手の上から放り込むつもりなのて、

まずは社会奉仕として周辺の草刈をしました。

あのですね、10分もしたら汗ダク、滝のような汗ですよ。

 

 

 

 

 

大関ミミズ3箱をかったのですが、匹数が少ないので、日没後から使用することにして、

明るいうちは自作の塩青イソメの房掛けで濁流の中へ放り込みました。

PM15:00 スタート。

 

 

 

 

このポイント、底に何か硬いコンクリートのような複雑な障害物が沈んでいるらしく、

けっこう根掛かりが酷く、天秤オモリごと力糸から取られること3回発生。

新参者としては川底の状態を知らないので、損失も大きく、厳しい結果になりました。

 

午後から予想通りの雷雨で、かなり強く降ってきましたが、橋の下はほんと楽チンです。

 

 

 

邪魔なカメやナマズはおりません。

しかし、投げ込んだ直後から頻繁にアタリが発生してエサが取られてゆきます。

巻き上げてみると・・・何か付いてる・・・

ありゃありゃ・・・今では全国で市民権を得ているギルちゃんの猛攻でした。

開始1時間で20cmほどの大き目ギルちゃんを5匹連続で掛けて、

予想外の邪魔者に悩まされました。

 

 

日没から、エサをミミズに変えて放り込みますが、

この日は水戸市の花火大会とカミナリピカピカで、ほんと昼間のような明るさで、

音と光の共演でした。

これじゃあ魚も驚いてしまって、ゆっくり食事してる場合じゃないですねぇ。

日没後は全くアタリが無く、あの猛攻だったギルたちも何処かへ消えてしまって、

車の中でエアコンかけて涼んでいたら、いつのまにかウトウト。

すっかり戦意消失してしまったので

PM9:30 終了しました。

 


2024.7.15 帰りに2時間だけ寄り道  新潟県市振漁港

2024-07-16 01:17:13 | 海釣り

3連休の最後の月曜日の夕方、深谷の自宅へ帰る途中のことです。

高速代を浮かせようと上越市に向かって国道8号線をちんたら走っていて、

PM16:30ちょうど市振漁港の前を通りかかったとき、

ふと「2時間だけ竿を出してみよう」と寄り道してしまいました。

3連休最後の夕方なので、漁港内にはもう釣り人は誰もいませんでした。

でも、毎回通り過ぎるときには、誰かが釣りをしている姿を見ていたので、

この連休中に、相当多くの釣り人が入って、この場所を荒らしているので、

「たぶん釣れないだろうな」と期待もせずに、ダイソールアー竿1本だけを持って、

軽装備で、散歩のつもりで、やってみることにしました。

 

 

 

昔から、この、ジャッカルのシザーコームは、キジハタには絶対的に信頼があります。

「バカのひとつ覚え」として、「ジャッカルのシザーコーム」なのです。

 

 

14gのジグヘットに差し込んで、漁港内の足元へ落としてみました。

 

 

スルスルスルスルスルスル・・・・ 落ちて沈んでゆき、

深いですねえ、ここは15メートルぐらい水深があります。

海底まで落ちたらラインのフケを取って、あとは、竿先でチョンチョン、チョンチョンと

揺らすだけです。

そしたら、たった5秒で、ゴンゴン、ゴンゴン、とアタリ。

リールをグリグリ巻いて引き上げると・・・

 

 

 

25センチのキジハタ君でした。

1投目から釣れました。

 

その後、漁港の外へ向けて、足元へシザーコームを落としてやると・・・

ガシガシ、ゴンゴン、大きなアタリが出ました。

 

 

 

 

22cmのカサゴ君でした。

この漁港、前回釣れたときもそうでしたが、漁港の内側はキジハタ、外側はカサゴ、

きっちり棲み分けができているようです。

 

運良く開始10分で2匹をゲットしたのですが、そのあと、2度バラシ、

さらに釣れない時間が続き、時刻はPM18:20になってしまいました。

「あと10分で、やめて帰ろう」と思いながら、漁港のいちばん深いところへ

コームを落としてやりました。深さ20メートル近くあります。

着底してラインの糸フケを取って、シザーコームを底を切って、少しだけ浮かせようとしたら

あれっ? 根掛かりかな? リールを巻いて強引に引き上げようとしたら、

ゴンゴン、グーッ、竿先を締め込みました。

うわっ、掛かってるやん、逃してなるものかぁ・・・

グリグリグリグリ、リールを強引に巻いて水面まで浮かせて、さらに抜き上げました。

 

どーん、

バタバタ、バタバタ

 

32cm の デカい キジハタでした。

 

 

 

 

 

まっ、

皆さん、釣りってこんなもんですよ。

 


2024.7.14 大雨の中、夜釣り  石川県珠洲市蛸島漁港

2024-07-16 01:03:55 | 海釣り

梅雨前線が活発化していた日曜日の夕方に、能登半島周辺の河川の河口でスズキかクロダイを

投げブッ込みで狙うつもりでした。ちょうど能登町の河川で良さそうな場所を見つけたので、

車を横付けして、竿2本を出して釣り始めましたが、そのころから雨が猛烈に降り出しました。

そして七尾で洪水警報が出されたので、もし河川で増水したら夜釣りどころではなくなると

危険回避をすることになりました。

河川の無い珠洲市蛸島漁港へ転進して、PM22:30から夜釣りを始めました。

車中泊を兼ねて、ここで夜明けまで粘ることにしました。

 

しかし、漁港全体が震災で全滅しているような状況で、岸壁は全て崩れ落ちており、

車を横付けできる場所さえなかなか見つかりませんでした。

冬場にカレイ釣りをしていたときの海底の様子を思い出して、なんとか竿2本を出して

車の中から竿先に付けたLEDランプを眺めることに。

 

 

最初の1時間はなるべく水深のあるドロ底へ投げ込んでいましたが、全くアタリが無く、

アオイソメも齧られず、ヒトデしか釣れなかったので、いつも全く期待していなかった

漁港の奧の浅場へ投げ込んでみることにしました。

 

 

 

投げる方向を浅い漁港奥のほうへ変えて投げ込むと、今度は、激しいエサ取りの連発でした。

 

 

 

投げ込んですぐに、竿先にビンビン、コツコツ、明確なアタリが連発しましたが、

なかなか丸セイゴ15号のハリに乗らず、エサばかり取られて時間が過ぎてゆきました。

 

 

豪雨が一晩中続いていたので、そのうち車から出るのも面倒臭くなり、

途中で、竿をほったらかして、カーラジオを聴きながら晩酌してたら、

いつのまにか爆睡してました。

 

じつは、前日、土曜日の夜に、ここ、蛸島漁港の堤防へキジハタを狙いに訪れたのですが、

堤防のテトラ帯でのアタリは皆無でした。連休中でしたので、多くの釣り人に攻められて、

ほとんど抜かれてしまったのではないかと思いましたが、代わりに港内のあちこちで

シーバスがボイルしていたので、ひょっとして投げブッ込みでも釣れるかな?と

思ったのですが、ダメでしたね。


2024.6.29 時期が終わってしまったかな   新潟県上越市柿崎海岸

2024-06-30 15:30:50 | 海釣り

 やっとこさ梅雨入りしましたが、天気予報では29日(土)だけ快晴とのこと。

せっかく良い天気なので、絡みを改良したブッ込み仕掛けの検証をするために

柿崎海岸へ出撃しました。

勝負は日の入り後の暗くなってからなので、深谷の自宅をAM10:00過ぎに出発。

上里SAから関越道に乗り込んで六日町ICまで進んで(高速代金2160円)、そこから

下道国道253号線を西進して上越まで向かいました。

このルートだと上信越道を走るより走行距離が約20km短く、しかも高速代金が

ずいぶん安く抑えられるので、重宝してます。

上越のエサ屋を何軒か廻るもユムシが手に入りません。

もう真鯛の季節は終わってしまったのか、何処のエサ屋もユムシの入荷が少なくて

品切れや入荷待ちばかり。なんとか3軒のエサ屋からユムシ弾15発だけ買うことが

できましたが、クソ高く値上がりしていて(200円~250円/個)、それを選択の余地なく

買わされて、とても悲しいです。高速代やガソリン代を節約してもエサ代の値上りが

とても痛いです。

 

 

柿崎海岸にはPM14:30に到着しました。

海況は穏やかなベタ凪、気温28℃、背後の山からの微風。

前日の雨の影響で、すぐ横に流れている柿崎川からの濁りが少し入っていました。

釣りにはとても良さそうな条件なのに、意外や釣り人は少なく、閑散としていて、

先月の賑わいが嘘のようです。

 

 

 

 

砂浜もまだ焼けるほどではなく、それほど暑くも無く、アウトドア気分なんですが。

 

 

じつは中古品ですがヤフオクでシマノBX-T 425(赤竿) を2本入手したので、

これを試してみたい気持ちもあり、

改良した仕掛けと入手した竿の両方の評価をするには、やはりクソ高くともユムシを

付けて投げ込んでみないと、なんとも言えないところがあったのです。

 

 

 

 

3本の竿でユムシ弾がたったの15発しかないのは、前線で頑張るウクライナ軍みたいで、

かなり心細いのですが、暗くなってからのチャンスタイムに無駄なく大切に使うしか

ありません。

 

陣地を作って、明るいうちにセッティング準備完了して、日没を待ちました。

 

 

 

 

PM19:30  やっとこさ暗くなってきました。

さあ、はじめましょか。

大事なユムシ弾を付けて、3本とも全力で遠投しました。

投げ込んだら、あとは待つだけ。

暗くなっても、この時期では寒くもなく、長い夕涼みです。

 

 

投げ込んで、10~20分ほど経過すると、竿先に付けたLED赤が小刻みに揺れ出し、

三脚に付けた鈴が弱弱しくチリン、またチリン、と鳴りだしました。

フグがユムシを齧っているのです。

これぐらいのアタリでは洗濯バサミが外れません。

 

 

 

頼むからズバッと気持ち良いアタリを出してくれっ・・・。

仕掛けを回収すると、願いも虚しく、きれいに取られて素バリで戻ってきました。

回収した仕掛けの絡み具合は良好だったのですが、ホンテロンGP5号のハリスでも

フグに齧られて、噛み跡やザラザラが付いたので、新しいハリスに頻繁に取り替えました。

 

日付が変わる前にユムシ弾を全弾打ち尽くしてしまったので、撤収しました。

気持ち良いアタリは全く見られず、大変つまらない出撃に終わったのですが、

まあ、これもデータ収集のひとつでしょうかねえ。

もう釣りブログも15年以上も続けて書いてますけれど、過去に書いた記事が、

けっこう参考になっているので、今回の出撃も何かの役に立つと思えば、

無駄じゃないのかな。

 


2024.6,23 キジハタ調査 似て非なる漁港  富山県宮崎漁港と新潟県市振漁港

2024-06-23 04:24:35 | 海釣り

県境を挟んで、隣どうしで同じような形の漁港が並んでいます。

富山県宮崎漁港と新潟県市振漁港です。

 

富山県宮崎漁港

 

2024.6.16 調査してきました。

釣りをする人とヒスイを探す人が入れ替わり立ち代わり出入りしていました。

 

漁港内は漁船の係留ローブだらけで、探り難いです。

港内は意外にも思ったより浅くて、深いところでもせいぜい5mほどで、

底が透けて見えるところもあり、水が奇麗なぶん、魚は隠れてしまって居ませんでした。

 

堤防の先端には行けません。

 

港内は小石と砂地になっていて、ヨリトリゴムのような藻が繁殖してました。

底の小石から紐のように長く1本伸びるヤツです。

秋から冬、春は見かけないのですが、夏はこいつが伸びて邪魔です。

 

海岸のテトラ周辺も探ってみましたが、反応無しでした。

 

如何にも釣れそうで、全く釣れませんでした。

奇麗すぎるんです。

今まで景色が奇麗な場所で釣れたためしがないです。

釣れないので足元の小石を見て、ヒスイではないかと拾いましたが、

そのうち白っぽい石が全てヒスイに見えてきて、

ダンプ5台ぐらい借りて来て砂浜の石を全部持ち帰ったろかと思うほどです。

 

約3時間ほど竿を振ってましたが、1度もアタリはありませんでした。

 

 

新潟県市振漁港

 

2024.6.22 調査してきました。

車を停めて、ダイソーで買った1,000円の竿を持って、漁港の外側の砂浜から堤防へ

アプローチしました。

 

 

 

ここから先は、記述すると、また炎上してしまうので、割愛します。

 

市振漁港は水深が在ります。おそらく船の通る水道は、深いところは20mぐらいあります。

底は砂や小石でした。

何か大物が潜んで居そうでしたが、ここはフカセ釣りやサビキ釣りの人が多く、

かなり釣り荒れているようですが、

毎日かなり多くの撒きエサが撒かれるので、絶えず魚が寄ってくるようです。

 

 

昔からキジハタには絶対に効果のあるジャッカルのコーム3.8インチです。

 

 

第1投目から25cmのキジハタが掛かりました。

 

 

小さいカサゴが掛かりましたがリリース。

 

 

2時間ほどやりましたが、キジハタは最初の1匹のみ。

カサゴは2匹掛かりましたが2匹ともリリース。

ソイが来たのでこいつは持ち帰りました。

 

 

この2匹は日曜日の酒のアテになりました。


2024.6.22 富山県のドン深の場所を探して  富山県立野の浜

2024-06-23 00:43:49 | 海釣り

今年はまだ梅雨に入らない。もう一回夜釣りが出来そうです。

夜釣りで大きな魚が欲しいです。

大きな魚は深い海の底に居るから、もっと深い場所を探しましょう。

昔から暇さえあればグーグル地図の航空写真を睨んで、

投げて届く距離で深い場所を探していました。

今年に入って富山県魚津の経田漁港と黒部の生地漁港で初めて竿を出しました。

もともと関西圏で釣りをしていた私には、北陸地方は福井県から石川県までの

狭い範囲でしか経験がありませんでした。今は埼玉県の深谷市に住んでますが、

深谷から北陸地方へ出撃する場合でも、近い新潟県と遠い石川県ばかりで、

富山県は北陸道の通過点でしかなくて、それほど注意して見ておりませんでした。

ところが、最近気付いたのですが、水深を語るなら富山県がダントツ深いので、

魚津から射水までのエリアをもっと注意深く観察すれば、デカいヤツが潜んで

いるんじゃないか、と思ったのですよ。

というわけで、今回は黒部の生地漁港と石田フィッシャリーナの間に位置する

立野の浜で初めて竿を出すことにしました。

 

航空写真で見る限りでは、岸からすぐ近くで海の色が濃くなっていて、いかにも深そうです。

しかし経田漁港での場合もあったし、実際に投げ込んでみて底の状態がどうなっているのか

自分で確かめてみないと、なんとも言えません。

 

それと、車を横付けできるか? これも重要なポイントです。

航空写真では行けそうだと思って、わざわざ遠い距離を走ってやってきたのに、

実際に現地に到着してみると、ロープやチェーンが張ってあって入れないとか、

道路に段差が在って入れなくて、泣く泣く他の地点へ転進するケースがとても多いです。

今回の立野の浜は海岸線まで立ち入れる処を見つけました。

 

 

さてと、金曜日に仕事を終えて深谷の自宅で晩御飯を済ませて、PM20:00に出発。

関越道の上里SAから乗り込んで、上信越道に入り、上越JCから北陸道へ入って南下。

越中境PAで日付が変わるのを待って、高速道路の深夜割引が発生する午前零時過ぎに

すぐ近くの朝日ICで降りて、国道8号線で南下。現地には22日AM1:00に到着。

 

満月の夜だったので、肉眼でも海岸線の様子がよく判りました。

風も無く、波も無く、ベタ凪でした。

この日は大潮で、前日PM22:00の干潮ピークから翌日AM11:30満潮ピークまでゆっくり

潮が満ちてくるようですが、日本海なので干満差が35cmほどしかなく、干満差よりも

潮が流れるかどうかが重要です。

 

 

沖に向かって右方向、遠くに見える堤防白灯台がドン深だった生地漁港。

手前のすぐ近くの突堤でルアーマンが独り夜通しで頑張っておられました。

 

 

沖に向かって左方向、遠くに見える出っ張りが石田フィッシャリーナ。

ここ何年かはカレイは釣れていなかったようですが。

 

 

今回用意したエサは、冷凍庫にあった残り物の寄せ集めです。

釣具屋に立ち寄らなかったので、虫エサは無し。

 

塩漬けのホタルイカ、生とボイル2種、小イカのゲソ、冷凍ユムシ、

 

 

 

 

AM2:00  釣り開始。

 

釣り座の沖には、定置網が仕掛けてあります。

なので、ここにも、魚は居るはず。

 

 

 

3本の竿にそれぞれ違うエサを付けて、広角にフルキャスト・・・しようと・・・構えて、

1本目の竿を「エイッ」と投げた瞬間、私の左腰の関節にピリピリッ!!と電気が走りました。

「いててててー」。

それ以降、痛いのを我慢して投げていたので、3色ほどしか飛ばせてません。

皆さん、長時間運転をして、すぐに過激な運動してはいけませんよ。

たかが釣りでも、竿を投げる前に、軽く準備体操をしておきましょう。

 

あのですね、

ここ、完全に見込みが外れました。

ここ、めちゃくちゃ浅いです。オモリが着水して、ラインが出てゆきません。

まっ、3色程度しか飛ばせてませんが、底は砂地、シモリも無く、平坦な浅い海でした。

 

 

前日に大雨が降った影響で、白っぽい海水の色。

 

今回は、

新しく改良した仕掛けの絡み具合いを試したくて、20分間隔で投げ直しを行いました。

アタリも出ないのに、回収した仕掛けはどれも素バリで戻ってきました。

じつは今回から、ハリスを、安価で柔らかいCN500から高価で硬いホンテロンGPに変更

しました。どちらも5号です。

何度も投げ返しているうちに柔らかいハリスは縮れて絡みやすくなってしまう

から、底ウネリのある場所でも鯛狙いのような長いハリスが必要な場合はハリスを

硬くしないとダメだな、と感じました。仕掛けが絡んでしまうとアホなカレイでも

釣れないですからね。カレイは絡まないように短いハリスの仕掛けでも釣れますが、

鯛やスズキはハリスが短いと釣れません。

 

硬いホンテロン5号ですけど、今回1回だけフグにスパッと切られて戻ってきました。

 

AM5:00  真ん中の竿が、わずかに竿先を上下させて繰り返しました。

ん? エサ取りの仕業かな。エサ取りが口に掛かった針を外そうとしているな。

そうはさせん。

竿を持って、えいっ、とあわせると、手元に重たさが伝わり、針に乗りました。

よし、乗った。ホンテロンを切ったオマエの正体を見極めてやるわ。

リールをグリグリ巻いて寄せてくると・・・

えっ? なんで?

オマエがアタリを出していたのか?

 

 

ツブ貝がなんで? 金沢や能登半島でよく釣れてくるツブ貝がここにも居るのか?

 

 

ツブ貝から針を外して、水汲みバケツに放り込んでいたら、

なんと、すぐによじ登って脱走しました。

皆さん、コイツの行動力はほんと凄いですよ。

コイツが竿先のアタリを出していたことに納得しましたわ。

 

 

明るくなってきて、富山市の上空に放射状の雲が現れました。

クワバラ クワバラ

眠いし、集中力が無くなるし、腹減るし、腰痛いし、

そこへ変な雲が出て、何か縁起悪そうだったので、気持ちが一気にネガティブに。

 

AM5:45   背後から陽が上って来て、

私の背中がカチカチ山のように熱くなってきたので、終了しました。

 

 

今回の出撃をまとめると・・・

 

①この場所が見掛け倒しで浅い場所だった。

 遠投すると急に深くなる場所まで届くと思うけど、大きなエサを付けたら、

 たぶんそこまで飛ばせない。

 

②ホンテロンのハリスは絡まなさそうですが、今回のテストだけでは

 なんとも言えない。今回は水深が無かったので。

 

③ホンテロン5号でもフグには切られる。

 

まっ、得たものは多かったですよ。


2024.6.15 夏の魚を狙ってみるが・・・    石川県能登半島珠洲市蛸島漁港

2024-06-16 16:47:21 | 海釣り

昨年の夏に穴釣りでキジハタを連発した記憶が忘れられず、

能登半島で震災を被ったド真ん中に位置する珠洲市蛸島漁港へ出撃しました。

昨年の暮れ以来の出撃です。

珠洲市の蛸島漁港は2020年の暮れに、私が自分で見つけた大型カレイの

超優良ポイントでした。

「でした」と言うのは、じつは巻網漁船の輪島丸が停泊するから大型カレイが

寄ってくるわけで、

2023年5月の地震で岸壁が壊れてから輪島丸が寄港できなくなり、それと共に

カレイは釣れなくなりました。

私は、将来、定年後の冬季はカレイを釣るために、ここに長く居座るつもりで、

そのための中継地点として、金沢近郊に、2022年にわざわざ秘密のアジトなる

部屋を借りたのですが、

2023年5月の地震、そして2024年の元旦に発生した大地震で大打撃を受けて、

蛸島漁港は完全に壊滅してしまいました。

まっ、カレイの代わりと言ってはなんですが、

食べて美味しいキジハタは私の周囲でも凄くウケが良いので、

これからは夏のキジハタ狙いに、もう少しのめり込んでみようかと思います。

 

金沢に近い秘密のアジトをPM13:30に出発して、工事だらけのデコボコの

能登里山海道を通って、蛸島漁港にはPM15:45に到着しました。

普通なら90分で到着するのに、今回は135分もかかってしまいました。

途中、未だ手付かずの壊れた街並みの惨状を目にして、

「本当に釣りなどしていて良いのか?」と背徳心に苛まれました。

 

 

あちこち地割れだらけで、タイヤが嵌りそう。

そこらじゅう落とし穴だらけ。

 

 

 

以前は立ち入り禁止の看板前まで行けたのに。

 

 

 

立ち入り禁止看板の裏側は濁っていて底が分からない。

 

 

うわっ、白灯台が傾いてるやん。堤防そのものが傾いているのか。

 

 

 

震災前は規則正しく積み上げられたテトラが、あちこち崩れてました。

 

 

 

テトラが崩れた箇所は穴が埋まって、浅くなってました。

浅い穴ではキジハタはおらず、カサゴばかり。

地震で残った数少ない深い穴を探して、期待を込めてソフトルアーを落としてやると、

穴の底にキジハタは居ました。ゴッ、ゴンゴン、居たら丸呑みです。

 

 

 

 

 

 

 

明らかに小さなキジハタは逃がしてやり、カサゴは全てリリースしました。

 

浅い穴にはカサゴ君が。

 

 

コイツも良型だったけどリリース。

キジハタと比べたら、カサゴは身が少ないなあ。

 

 

日没で終了。

 

 

 

持ち帰り分は6匹でした。

コイツらはキンキンに冷凍して、ご近所の奥様連中に配る予定です。

オレの株が上がるという段取りです。

 

あのですね。輪島と珠洲方面へ向かうための行きの道路は整備されてましたが、

帰りの金沢方面へ帰る道路は未だ全然整備されておらず、

「各自、自分で注意して帰れ」という状態。

お陰様で、どうにか国道249号線へ出て、海岸伝いに穴水から七尾、そして金沢へ

帰りましたが、デコボコだらけの夜道はクルマのタイヤにも、かなりダメージが

あります。

秘密のアジトへ180分かけて戻ってきました。

釣り情報や近況がとにかく少ないです。なるべく皆さんの参考になるような記事を

重ねてゆくつもりです。

 


2024.6.1 条件良くても回遊して来なかったら釣れんわな  新潟県柿崎海岸

2024-06-02 16:14:53 | 海釣り

なんとなく、今年はもう真鯛は釣れないのではないか?と思い始めています。

「砂浜からのブッ込みで、大きな真鯛が、そう簡単に釣れるもんじゃない!!」と。

みんなそう思ってる、誰もがそう思ってる、私だってそう思ってる、・・・

なのになぜ、まだ、柿崎へ向うのか? ・・・それはバカだから。笑。

いちどおいしい目に遭うと、止められなくなるんですよ・・・競馬の高額配当が

当たってしまったときと同じで・・・たまたま飲みに入ったスナックで渋谷凪咲

や秋元千夏に似た女の子が応対してくれたときと同じで・・・

うまい投資話に乗っかって、最初だけ儲けさせてもらったときと同じで・・・

脳ミソが快感を覚えてしまっているから止められないんです。

でも、最近ですが、歳いったからかもしれませんが、頭の何処かに、冷めた自分

が居るんです。若い時みたいにカァーッと熱くなって入れ込んでいる訳でも

ありません。なんとなく先週までの3回の出撃で、少し疲れてしまったと言うか、

「今年はこれでもう十分じゃないか」という自分が居るのですよ。

 

当日もし、天候などの条件が悪ければ、すぐに引き返してこよう。

そう思いながら6月1日㈯AM9:00に自宅を出発。

国道253号ルートを走って、柿崎海岸にPM13:45到着しました。

海岸の様子を見てみると・・・

 

 

 

 

 

ウネリがまったく無いやん。波打ち際もとても静かだし。

めちゃくちゃ渚です。柿崎川からの濁りも無く、きれいな砂浜が拡がっていました。

風も無く、快晴です。

 

こ、これは、釣らねばならぬ。・・・ということか。

海の神様が私のためにお膳立てしてくれているようなものだ。

 

この日はネット販売のユムシを購入してこなかったので、もし上越市街のエサ屋で

ユムシを入手できなければ、ここに戻らず、糸魚川方面へ次なる新規開拓の釣り場

を探しに行こう。どうせ上越ではユムシは手に入らないと思うから。

国道8号線をダラダラ走って、上越市街のホシノ釣具店に立ち寄って、ユムシが

有るかどうかをダメもとで訊いてみると・・・

私  : 「ユムシ有りますか?」

店  : 「ありますよ」

私  : 「えっ? 有るの?(意外にも) 」・・・ちょっと考えてから「ちょーだい」

店  : 「いくつ?」

私  : 「20個、有る?」

店  : 「 (あるよ) はい、」

私  : 「1個いくら?」

店  : 「220円」

私 :  「 ( クソ高いけど、まあええか  )  うん、ちょーだい 」

 

 

予想していたよりずっと品質の良いユムシでした。日本人の大きさぐらい。笑。

 

うーん、ユムシを買ってしまったからには、もういちど柿崎海岸へ戻って、

釣りをせねばならない。

 

PM14:30 柿崎海岸へユムシを持ち帰って、再び海岸の様子を見ると・・・

すごく釣り人が増えていました。

 

 

うわっ、先週に隣に居たオッサンが早くも陣取って竿を立ててるがな。

とりあえず、釣り座を確保するために、私も三脚と竿だけ立てて、

夕方まで車の中で時間を潰しました。

 

 

タイガース、交流戦まだ1勝もしとらんがな。今年の優勝は無理やな。

 

日が暮れるまで退屈ですわ。

 

夕方になって、この1週間で改良してきた仕掛けを試してみました。

ウネリに強い先オモリ型にしました。

 

 

 

 

 

 

 

PM18:50  やっとこさ太陽が水平線に沈みました。

ここまで待ちましたよ。待ちくたびれてしまいましたわ。

さあ、高価なユムシを付けて、始めましょか。

 

 

 

30分毎に回収して、新鮮なユムシに付け替えて、遠投。

何者かがユムシを齧ってますが、鯛の齧り方ではないです。

風も無く、波も無く、わずかな音や揺れにも敏感に捉えることができました。

が、アタリは出ません。

いくら待っても静かすぎます。

月が上ってこなかったので、とても暗く、霧がかった空と海の境界が見えなくて、

幻想的な視界が拡がりました。

ときおりJR北陸線の電車の音が背後から響き渡ります。

頭上には大きな北斗七星がクッキリ、パッチリ見えました。

ここでは小さな星団も見えるし、人工衛星も見えるし、流れ星も見えます。

 

前回釣れた時は、砂浜のあちこちで歓声が上がっていましたが、

今回は誰も1枚も釣ってません。

日付が変わって、2日(日)AM1:00 ユムシが無くなったので終了。

これだけ好条件がそろっても、鯛が接岸して来なければ、釣れないですね。

毎週末しか来れない私にとって、乗っ込み時期のチャンスって、なかなか

巡り合えませんね。

毎晩ならもっと釣れるかもしれないんだけどなー。