今回の出撃は、ローカルな場所での、平日深夜に、釣エサを確保することが
どれだけ難しいことか、思い知ることになってしまって、
その影響がモロに出てしまい、全てが、ちぐはぐな結果に終わってしまいました。
26日(木曜日)の晩に自宅の板橋から出撃した私は、いつものように
首都高→外環道→関越道→上信越道のルートで進んで、
いったん上越ICで降りて、エサを購入するつもりでした。
しかし、週末土日と平日では違いました。
PM10:40に上越に到着したのですが、平日の深夜なので、
フィッシャーズさん、伊藤釣りエサ店さん共に営業されておらず、
残念ながらエサが手に入りませんでした。
しかたなく北陸道を南下して、27日(金曜日)AM2:20金沢市街まで
移動してきましたが、ここでも何処のエサ屋もまだやっておらず、
困りました。
こんなところで、もたもたしていたらすぐに朝になっしまう。
少しでも現地に近づきながらエサを手に入れよう。
そう思いながら、頭の中に思い浮かぶ能登半島の釣りエサ屋を
目指して移動しておりました。
穴水の釣り侍さん、能登大橋近くのつり浜さん、皆、開いていませんでした。
能登半島まで来ても、釣エサが確保できないとは全く情けないことです。
現地でスマホで検索して、釣り餌の自販機を置いている釣エサ屋を
3店あたりましたが、そのうち2店の自販機は有るものの稼働しておらず、
唯一稼働していた自販機で、確保できたアオイソメはたったの1,600円分のみ。
これではとてもカレイなんて狙えないです。なので七尾で朝まで仮眠して
27日AM5:30つり浜さんが開くまで待っておりました。
エサ屋が開くまで仮眠しようと思っておりましたが、フロントガラスを
デカい粒の氷がパチパチ降ってきて、とても寝られたもんじゃないです。
しかも天候は崩れるばかりで、強風が吹き荒れています。
一瞬、このまま釣りを止めようかとも思い、どうしようかと迷いました。
が、しかし、迷っているうちに店が開いたので、
腹をくくって、思い切ってアオイソメ5,000円分を購入。
もう後へは引けません。
さらにガソリンも残り2目盛りしか残ってなかったので、
あらたに補給しておく必要が有ったので、スタンドを探しますが、
これがまた見つからないのです。
皆さん、地方のスタンドでは、セルフと言っても24時間やってるわけじゃ
ないんです。
さらに自分への食糧もコンビニで補給しました。
不思議なのは能登半島にはファミマがやたらと多いです。
都内とええ勝負するぐらいファミマが多いです。
完全に夜が明けました。
なんだかんだと、あちこち寄り道しながら、目的地の西海港へ到着しました。
横殴りの暴風雨の中で準備して、びしょ濡れになりながら、5本の竿に釣バリ
2本ずつ付けて、タップリのアオイソメを付けて投げ込み、
ようやく準備完了。
ようやく車の中でいっぷく。
気温が7℃と、この時期にしては暖かく、雨さえなければ、苦になりません。
5分間隔で、雨雲が来て、去って、また来てを繰り返します。
次に来る雨雲がそこに見えているので、一雨止むとすぐに、エサを付け替えたり
少し巻いて誘いをかけたり・・・
車からアタリを見てますが、横殴りの強風のためにアタリなんて分かりません。
降ってくると、数秒でフロントガラスは滝のような状態になりました。
晴れ間の間に、雨雲が流れてきて、雨や雹が降り注ぐ状態がよく見えます。
そんな中、AM9:15 エサを付け替えるために、竿を掴んで空アワセをしたら
オモリの後ろでズンッと重たい感覚が・・・。
後ろへ下がりながら、追いアワセて、リールをゴリ巻きすると、
竿が満月のように曲がりました。
途中、ゴン・・・またゴン・・・
抵抗したので、たぶんヒトデじゃないでしょう。
たのむ、グーフーでありませんように・・・。
期待して寄せてくると、茶色い菱形が浮上。
きたきたきたきたきたぁあああー!!
岸壁に引き抜いたときはプリプリのマコちゃんだと思っていましたが、
メジャーをあてたときに「えっ、? こいつ、イシガレイやん」
33cmの分厚いイシガレイでした。
おおーっ、嬉しい、この1枚は価値がありますよ。
次はマコちゃん来い、来てくれマコちゃん。
祈りながら、日没まで打ち返しましたが、この日はイシちゃん1枚だけでした。
この日はエサ取りグーフーも留守で、投げ込んだエサがそのまま戻ってくる状態で、
たまーにヒトデ君が掛ってきて、一瞬だけ、ぬか喜びさせてくれる程度でした。
正月休みなので、実家への帰省の途中に能登半島へ立ち寄ったカタチなので、
今回は、このまま滋賀県彦根市へ向かって移動します。
PM10:00 彦根市にある私のマンションに到着。
虎の子の1枚を塩焼きにして、晩酌で疲れを取りました。
まだアオイソメが残っているしなあ・・・。
今回の釣行が今年の納竿にするのか? まだ悪あがきするのか?
思案中です。