前日まで台風2号の影響で大雨でした。
上越~能登半島まで高速から河川を眺めながら南下してきましたが、
どの河川も茶色くドロ濁りで、その水を注ぎ込んだ海岸も白く濁ってました。
3日は雨が止んで午後から晴れ模様でしたが、南西からの強風が吹いており、
日本海側でもほぼ全部の海岸線で釣りができない状態でした。
このような時に全天候型で竿を出せる場所が能登島であり、
その中でも鴫島入江は何処からの強風が遮られる場所で、便利な場所です。
しかし、能登島は近年電気柵が張り巡らされたり、
立ち入り禁止の鎖が設けられたりして、意外と竿を出せる場所は少なくなって
います。
また年々、イルカが増えているのも気になります。
鮫やイルカが泳ぐと魚たちは隠れてしまいます。
だんだん釣れない島になっているように思います。
昨年の今頃、鴫島入江でチヌを掛けたことを思い出しました。
2022年5月のブログ記事一覧-漁師じゃないんだから・・・ (goo.ne.jp)
能登島には大きな川がありません。水の濁りは少ないでしょう。
うーん、あまり気が向きませんが、他に選択肢が無いし、
久々に行ってみますか。
PM17:30 現地に到着。
週末なのに誰も居ません。
風も無く、波も無く、水は透明、静かすぎて、まるで池のようです。
今日は満月の大潮だというのに、潮目が見えず、これは良くないです。
ここ鴫島入江は冬になるとカレイの一級ポイントで有名ですが、
この場所も年々釣れなくなってきており、忘れ去られた場所になっているようです。
草が伸び放題の細い道をクルマで入ってゆくと、
助手席側のドアにキーキーと草がこすれる音がして、気が気ではありません。
車から降りて、耕作放棄地になった田んぼの横を奥まで進んでゆきました。
いちばん奥まった地点から竿を4本出して、ブッ込みました。
あとはアタリを待つだけ。
エサは、冷凍イワシの塩締めと、只今開発中の「ヘラヘラ」です。
新潟の柿崎で全くアタリの無かったエサを今回も使用しました。
写真はヘラヘラの新潟の残りです。
常温で1年間ぐらいは保存が効くように防腐剤をたっぷり使用しています。
まあ、このエサが悪いのか、アタリが全く出ないので退屈です。
こんなときは、いつもの社会奉仕の草刈りに精を出しました。
陽が落ちて、満月がのぼってきました。
この日の月はめちゃくちゃデカい月でした。
ストロベリームーンって言うらしいですが。
PM20:00
いつもなら真っ暗な闇夜と化して、獣が出てきて、
草むらがガサガサと音を立てる時間帯ですが、
この夜は明る過ぎました。
ヘッドライト不要で針にエサを付けられました。
PM22:30まで続けましたが、
アタリは全く出ず、さらにエサは全く齧られず、
完敗でした。