11月16日の出撃からカレイ狙いでやってますが、今年は水温が高いせいなのか
カレイの乗っ込みは遅れてました。でも12月に入って、急に気温が下がり始め、
富山湾の氷見周辺で大型マコガレイが釣れ始めました。
もうそろそろ私の竿にも掛かってくれても良さそうなものですが・・・。
今週の土日は超寒波が北陸地方に被さって、7日の気温は5℃でした。
雪こそ降ってませんが、とても冷たい氷雨が絶えず降り続いてました。
先週に冬タイヤに履き替えておいて良かったです。
来る途中、上信越道の通過点である妙高高原は積雪で、
上越までの下り路面も白くなってました。
寒波に対応すべくクルマ横付けできるカレイ釣り場を探しました。
アジサビキ釣りなら、たいていの漁港の岸壁で可能なのですが、カレイ狙いとなると
ずいぶん違います。多数の竿を遠くに投げ込むため、漁船の通航に邪魔しない場所を
選ばねばなりません。べつに岸壁でなくても砂浜からでも可能なのですか、
雨の日は釣り具やクルマや服装など、あらゆるところに砂が付着して、とても厄介に
なります。雨の日は釣りしないほうが賢いのですが、サラリーマンには土日しか
ないのです。土日が雨でもやるしかないのです。
というわけで、雨対策をしっかり施してやってきました。
クルマ横付けとなると西海漁港の新波止しかないのですが、漁船が前を通るため、
4本の竿を絶えず注意しておかなければなりません。
漁船のエンジン音が聞こえると、急いで巻き上げないと、船底でラインを切られます。
この日も雨の日だから漁に出ないだろうと油断していて、4本ともラインを切られました。
本日も神様にすがるしかないでしょ。
神様にたっぷり献上しました。
私もたっぷりです。
仕掛けは2024年バージョンです。
これは、新しく赤色のケミホタルを装着したのですが、
低温では化学反応が遅くて、暗いです。
AM7:00 スタート。
投げ込んですぐに竿先を軽く叩いたり、ブルブル震わしたりして、ショウサイフグが
掛かってきました。
スタートからずっとフグフグフグフグ・・・フグの無間地獄でした。
午前中はけっこう真面目にアタリに対応して、リールを巻いていたのですが、
釣れてくるのが全部フグばかりだと、集中力が途切れて、気持ちもダレます。
午後から眠気も手伝って動作が緩慢になって、目の前でアタリが出ても
放置して、クルマの中でスマホをいじってました。
PM14:45
いちばん左の竿がずっとブルブル震えてました。
エサの付け替えのために竿を手に取り、
どうせフグだろうと荒っぽく空アワセを入れると・・・
ズドンと重たい感触、そしてグイグイ引き込む力強さ・・・
それまでのフグたちと全然違う力量、
来た来た来た来たあああああーーー!!
こ、これは絶対カレイでしょ!! と信じて、重たいリールをグリグリ巻きました。
最後まで足元まで浮いてこないところからの、ボワッと茶色いひし形が見えてきた時の
感動は涙物でした。
足元まで来て、水面で少し暴れましたが、ヨリトリゴムを信じて、
岸壁に抜き上げることに。
神様、どうか、ポトン、サヨナラだけはやめておくんなまし。
せーの、で、竿の弾力を利用して、岸壁まで引っ張り上げました。
岸壁にあげてみてビックリ。
なんとイシガレイでした。
あとで、腹を開けたらきれいなオレンジ色の卵が入ってました。
抱卵してました。
イシガレイ 42センチ (メス)
夕刻までにもう1枚釣ってやろうと、イシガレイが釣れた周辺へマシンガンキャスト
してみましたが、
派手なアタリで良型キス、
そして、ラスト1投で竿先を叩く大きなアタリ。
しかしリールを巻き取る段階で判りました。
最後の最後までフグでした。
デカいマコガレイが欲しいのですが・・・。
いや、イシガレイで十分です。
終始冷たい雨の中での釣果です。
これで十分です。