上高地「残雪の穂高」 GW第一弾~その2
その1 安曇野「早春賦」・・・クリックで戻る
快晴の青空に白く映える穂高にまた逢いたくて♪
涸沢の大規模な雪崩と28日までの横尾から先の入山規制。
その先の天気予報と天気図からGWの穂高登山は断念。
せめて上高地からその雄姿を仰ごうと。。。。
↑ こんなイメージでお気に入りの上高地へ向った。
しかし、無常にも曇り空の上高地。こんなに天気の冴えない上高地は初めてだ。
大正池にくっきり残雪の穂高が青空と共に映るはずだったのに。
予想以上に足早に高気圧が東海上へ抜けていった模様です。
でも、大好きな穂高にまた逢えて嬉しかった。
「また 来たよ!」
天狗岳~畳岩~ジャンダルム~ロバの耳~奥穂~吊り尾根~前穂~明神主峰~南峰
西穂独標~ピラミッドピーク~西穂~間ノ岳~天狗岳
夏に縦走した全てのピークが見えている!
何度目にしても その度に胸の高鳴りを覚える眺めである。
焼岳は かろうじてその姿を大正池に映してくれた。
いつものGWよりも人影はまばらで 静かであったのが救いだ。
大正池ホテルの裏手の様子。 完全に雪道でした。
大正池から遊歩道を河童橋に向うが、ご覧のような冬景色。
例年のGWより雪の豊富な上高地でした。
もっとも24日に北アでは降雪&積雪もかなりあり、それに起因して涸沢でも白馬大雪渓でも
大規模な雪崩が発生しているわけで、上高地の雪の多さも予想通りというわけ。
小さな子供連れのファミリーは、楽しみながらも歩きにはやや苦戦。
散策路も実に しず~~かに歩けました。
梓川沿いに 穂高を眺めながら歩く。
河童橋に近づくと 明神岳が一段とボリューム感を増して見えてくる。
毎度お馴染みの河童橋上からの穂高の眺め。
同じく河童橋から 焼岳を望む。
GW恒例の五千尺ホテル前のこいのぼり。
河童橋周辺の様子は・・・・・。
いつもより極端に少ない登山者と観光客。
河童橋もいつもの賑わいはない。
とても寒い日であったが、ここを訪れる人たちはみんな笑顔が輝いている。
早くも来年の年賀状用の写真撮影を試みるカップルがいた。
河童橋周辺だけは、きれいに除雪されていた。 でも、寒い日であった。
白樺荘方面へ回り込んだ地点からの梓川と穂高。
岳沢と天狗岩~ジャンダルム~奥穂をアップで。
稜線は、モノトーンの世界だ。
河童橋をあとに
小梨平へと向う。
小梨平のキャンプ場前からの眺め。
西穂独標~ピラミッドピーク~西穂~間ノ岳~天狗岳
畳岩~ジャンダルム~ロバの耳~奥穂
全景
やはりジャンダルムに 視線が向いてしまう。
山が命と 笑ったあいつ 山を一番 愛したあいつ
雪の穂高よ こたえておくれ
俺にひとこと 教えておくれ
なんで吹雪きに あいつは消えた
愛する穂高と共に。
同じような写真ばかりと思われるでしょうが、何十回とシャッターを切っています。
私にとっては いつまでも眺めていたい風景なのです。
横尾辺りまで散策するつもりでしたが、時折、雨もぱらぱらと。。。
開山祭の時は、暑いくらいの陽気だったそうですが、今回は冬に逆戻りの寒い1日です。
平地の天気予報は、明日は全国的に雨模様。
小梨平で 愛する穂高の景色を十分楽しみ 引き返すことにしました。
いつものように 手を振って穂高としばしのお別れです。
(案の定、下山後の松本は雷と共に一時激しい雨に。)
穂高よ さらば また来る日まで♪
夏には また稜線を歩きに行くから
燦燦と照りつける太陽に岩肌を輝かせておくれ。
そして、上高地は何度訪れても季節ごとその度に新鮮な感動を与えてくれます。心のふるさとです。
そうですとも!
私の中でな穂高は、ナンバーワンの山です♪
格好良いし~。
写真を見ていて行きたくなりました。