白馬岳~不帰キレット~唐松岳縦走
2018 夏山アルプス縦走<第1弾本編>
カモシカの縦走コース ど~~~こだ?
の解答を兼ねた山行記録の本編です。
山クイズ編の記事はこちら ・・・・・クリックで。
2018年夏 7月14~16日の北アルプス縦走記録<本編>。
猿倉からのスタートです。
白馬尻に至る登山道から、早くも快晴の青空に白馬岳の稜線が望める。
白馬岳にズームイン!
白馬尻に到着。
大雪渓の登りに入る。
爽快な登りであるが、落石には要注意である。 雪渓上は、ほとんど音なしで滑り落ちてくる。
天然クーラーの中を歩ける大雪渓のコースは、夏山登山ではありがたい。
葱平のお花畑を登る。 クルマユリ、シナノキンバイ、ミヤマキンポウゲ、ハクサンチドリetc.
ミヤマオダマキ<写真>やミヤマクワガタが、最高の見頃を迎えていた。
小雪渓のトラバース
小雪渓が終わると残雪と緑と青空が輝く登山道を進む。
ハクサンイチゲ<写真>やミヤマキンポウゲ、イブキジャコウソウ、ミヤマクワガタ、などの花々が咲き乱れる
お花畑を楽しみながら登る。
振り返ると杓子岳が望める。
村営頂上山荘付近まで登ると 杓子・白馬鑓ヶ岳が美しい稜線と共に望めるようになる。
主脈稜線に飛び出す。目指す白馬岳と白馬山荘。
白馬岳山頂直下から望む杓子・白馬槍ヶ岳。 これから歩いていく縦走路を目で辿る。
ヨツバシオガマは見頃。 白馬岳付近では、ウルップソウは既に終盤。
白馬岳山頂にて。
千晴、突風に煽られ、落下! <皆様、くれぐれも安全登山を。>
山頂から杓子岳方面を望む。
山頂から小蓮華山方面を望む。
小蓮華山へのトレイルにズームイン! この縦走路も大好きな場所だ。
雪倉・朝日岳方面を望む。
のんびり展望を味わう山ノボラーさん。 ガツガツ歩くだけではなく、こういう時間が大事なんだよね。
能登半島、日本海<富山湾>、富山平野が見渡せます。
旭岳。
白馬鑓ヶ岳への縦走路方面を望む。
本来なら、遠く穂高~槍ヶ岳。黒部五郎・水晶岳など裏銀座の山々。
そして、立山~剱岳、毛勝三山が望めるのであるが、山頂に着いたら雲に覆われてしまった。
粘って、粘って、ようやく姿を現した立山~剱岳の眺め!
これぞ夏山!というべき美しい稜線と杓子・白馬鑓ヶ岳の雄姿。
丸山から白馬岳を振り返る。
テン場も大賑わいだ。
あす歩く縦走路を眺めつつ、ゆったり過ごす。
2日目の朝。 雲海の上に島のように見えている妙高・火打の頚城山塊や乙妻山~高妻山。
朝日を浴びる立山~剱岳。
杓子・白馬鑓ヶ岳を眺めつつ、美しい稜線の縦走路へ出発する。
ダイナミック且つ優美な縦走路。
白馬岳、杓子岳を振り返る。
タカネツメクサ
大好きな花、シコタンソウ
白馬鑓ヶ岳が迫って来る。
色とりどりの高山植物が咲き乱れるお花畑が続く。
雲上のパラダイスである♪
白馬槍ヶ岳のピークがすぐそこまでの所まで来た。
白馬鑓ヶ岳山頂にて。
縦走路の先のピークは、鹿島槍ヶ岳。
そして、後方には右から左へ剱岳~槍穂まで北アルプスの名峰ずらりの展望である!
立山、剱岳~毛勝三山
立山~剱岳
穂高~槍ヶ岳
反対側には、旭岳、白馬岳、小蓮華岳と手前に杓子岳のダイナミックな山岳展望。
千晴も「ワンだふるぅ~~~!!」の眺めである。
どこまでも歩いて行きたくなるような素晴らしい展望である♪
天狗山荘~天狗ノ頭へと進むんだよとルート確認中の登山者。
鑓温泉分岐付近から振り返りみる白馬鑓ヶ岳。
鑓温泉分岐付近から振り返りみる立山~剱岳
さらに稜線を進んで振り返りみる白馬鑓ヶ岳
白馬鑓ヶ岳とウルップソウ
天狗山荘テン場から望む白馬鑓ヶ岳
天狗山荘
再び稜線に上がり、白馬鑓ヶ岳方面を振り返る。
砂礫帯の尾根で、コマクサがたくさん咲いていた♪ <写真省略>
気持ちよい稜線です♪
天狗の頭にて
縦走路の先に鹿島槍ヶ岳を望む。そして、北アルプスずらりの展望が広がる。
左手に八方尾根が見える。
かつて某お山の山頂で写真を撮って頂いた荒川区のヤマノボラーさんと再会。
今回もシャッターを押して頂く。
大好きな天狗尾根を望む。
最高の展望が展開する大好きな天狗尾根を縦走していく。
代表してこのロケーション! 北アルプスを眺め続けることが出来るコースです。
天狗の大下りまでは、伸びやかな稜線漫歩を存分に楽しめる。
さあ、始まりますよ!
不帰キレット、Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ峰と唐松岳を見下ろす形となる。
ルンゼの鎖場手前で団体さんを一気抜き。 安全地帯から団体さんの様子をパチリ。
*毎回この先の天狗の大下りの写真がない。今回も。
足場悪いです。浮石ごろごろゾーンで、実はこの縦走コースで地味な危険地帯です。
気の抜けない急な下りがしばらく続きます。
最低鞍部からⅠ峯をまず目指して登って行きます。
その先にはⅡ峰北峰~Ⅱ峰南峰~Ⅲ峰が見えています。
Ⅰ峰からの展望。
天狗の頭~天狗の大下りを振り返る。
不帰Ⅱ峰を仰ぐ。
ライチョウさん、こんにちは。
さあ、不帰Ⅱ峰への登りだ!
逆コースからの下りの登山者。
Ⅱ峰TOPを仰ぐ。
不帰Ⅱ峰ー北峰にズームイン! 登山者が見えますね。
TOPへ向かう登山者がリッジを進む。
不帰Ⅱ峰の北峰TOPに到着!
不帰Ⅱ峰の北峰で記念撮影。
不帰Ⅱ峰の南峰を望む。
南峰直下。
不帰Ⅱ峰の北峰を振り返り見る。 後続の登山者2名の姿が見える。
つい先ほど、あの尖んがり岩の上に居たんだ。
南峰直下にチングルマのお花畑がある。 ベストの見頃であった!
不帰Ⅱ峰の南峰にて。
立山~剱岳方面の展望(稜線にやや雲が掛かりだした)
白馬三山、天狗の大下り~不帰Ⅰ~Ⅱ峰北峰方面の展望。
Ⅱ峰北峰にズームイン! リッジの岩がTOP、あそこに立っていたんだ!
不帰Ⅲ峰は巻いて進む。 その先に唐松岳のピークが見えている。
ラストピーク<唐松岳>から縦走コースを振り返る。
唐松岳山頂にて。
五竜岳
唐松岳頂上山荘と牛首の眺め
山頂を後に、八方尾根から唐松岳、不帰Ⅲ峰~Ⅱ峰を振り返り観る。
丸山からの展望。天狗尾根も白馬三山も日本海側から雲に覆われる。
唐松岳山頂からは綺麗に見えていた五竜岳にも雲が掛かり始めた。
八方尾根を八方池まで下ってきた。 うす~く雲が広がり出す。
八方池から天狗尾根~白馬三山を望む。
下山のフィナーレ。 有名な池です。 縦走コースも見えています。
ぎりぎりで白馬三山が姿を現した。
今回も縦走コースを振り返り、しばし余韻に浸る。
大雪渓、お花畑、展望、岩稜と緩やかな稜線美など変化に富んだ楽しいコースである♦♫♦・*:..。♦♫♦*゚¨゚゚・*:..。♦
まさに夏山の魅力がぎっしり詰まったアルプスの宝箱である。
今夏は、立秋を過ぎても強烈な猛暑続きですね。お体に気をつけてまた山へ。