2007・2・24(1日目)上高地スノーシューハイク(2)
<秘湯の温泉宿「中の湯」玄関前から奥穂~吊り尾根~前穂~明神岳を望む>
中央道・長野道からは、八ヶ岳や南アルプスがクリアに見える晴天であった。
しかし、松本にたどり着くと陽射しはあるがチラチラ粉雪が舞う。山へ目を転ずれば北アルプスの稜線は鉛色の雪雲の中だ。明日は強い移動性高気圧が張り出してくるので、天候は回復するはずである。ということは、今晩山に新雪が積もると最高のコンディションとなるので胸が弾む。
ソロが主流の私だが、松本で今回のパーティと合流し(スタッドレスなしをカバー)、今宵の宿「中の湯」へと向かう。
R158も前半は拍子抜けの雪なしであったが、新島々より上は次第に雪が増えてくる。
釜トンネル手前で左折し、旧道を安房峠に向かう道を「中の湯」へと登っていく。
急勾配で4WD+スタッドレスのクルマでも慎重な運転を要求される状態であった。
約3km登りようやく「中の湯」に到着
入り口の看板も深い雪に埋まっていた
駐車場より本館を望む
チェックインを済ませ、早速剣豪塚原卜伝ゆかりの「卜伝の湯」利用の予約を入れる。宿のクルマで送迎してくれる。「卜伝の湯」は、釜トンネル売店脇にひっそりとある。入り口の鍵を渡され、完全貸しきり状態で秘湯を堪能することが出来る。
<おじさんが使い方や鍵のかけ方を丁寧に教えてくれる>
ドアを開けるとすぐに脱衣所、更にドアを開けて階段を降りると独特の雰囲気の“洞窟風呂”だ。話の種にと写真を撮ったが、湯気で何も見えない。やむなく脱衣所の窓から眺める釜トンネルを撮影した。
宿に戻ると再び温泉へ。今度は雪見の露天風呂である。
浸かりながら穂高も見ることができる山ヤにはこの上ないロケーションの露天風呂である。<カメラを構えたら運悪く雲が出て山容を隠してしまったので、ナイスになるはずの写真は無し>
雪見風呂を堪能するよそのグループのおじ様方。許可を得て撮影をする。
リーダーを囲んでの夕食である。
リーダーはT氏。(通称:Dさん)奥様からは駆け出しの頃、北アルプス登山の初級の登りかたを学んだものである。20代前半の女性、バリバリの山男、新婚さん、定年後の老夫婦、雑誌にも掲載された某有名カフェの女性オーナーなど幅広いメンバーが揃った。山の話、南極の話し、パラグライダーの話など貴重な体験談がたくさん聴けた。
もちろん、ミーティングもきっちり行ったうえで、明日に向けて英気を養った。
☆スノーシューデビューin上高地(3)に続く
温泉なんかに入っちゃって
う~んでも混浴で無いのが残念ですね
あぁ~良かった
館内もお風呂も綺麗で、一度泊まりたいとは思っているのですが。。。。。
レポその3も楽しみにしています。
次回はもっと美しい上高地の雪景色をお届けします。
カオルさん、混浴の方がよろしかったですか?
機会があったら少し色っぽい温泉風景を(笑
通常は山小屋か麓でテントですよ!単独行のときは「中の湯」クラスにはとてもとても無理です。
木曽駒さんは私より行き易いエリアにお住まいのようですから是非是非お泊りください。
レポ3は、写真盛りだくさんで臨む予定なので乞うご期待!
これからの活躍が楽しみですね。
これも山ちゃんの助言の御蔭です。
こんなリッチな山行は初めてですよ。普段はソロでそ~ろり歩いていますから。
山ちゃんこそ6週も連続でスノーシューなんてその方が羨ましすぎです。
これからもよろしくお願いします。