日本名曲遺産~選定その2~ | ||
~里の秋~ 芹 洋子
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静かな静かな 里の秋
お背戸(せど)に木の実の 落ちる夜は
ああ母さんと ただ二人
栗の実煮てます いろりばた
明るい明るい 星の空
鳴き鳴き夜鴨(よがも)の 渡る夜は
ああ父さんの あの笑顔
栗の実食べては 思い出す
さよならさよなら 椰子(やし)の島
お舟にゆられて 帰られる
ああ父さんよ 御無事でと
今夜も母さんと 祈ります
終戦後、南方の島から復員する父をしのんで歌った歌だとか。
しかし、古きよき日本の原風景が心に浮かぶようで、懐かしさとあたたかさで
しみじみと心に染み入る名曲♪
「赤とんぼ」や「夕焼け小焼け」など秋を唄った優れた童謡があるけれど
この「里の秋」には独特の存在感がある。
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