今日の最高気温予報は29度。
毎年恒例の猛暑対策だが、西日の当たる窓にサンシェードを取り付けた。
物置から持ってきて窓にぶら下げようとしたら、もうもうとホコリが舞い上がったのに驚いた。
舞ったのは劣化した化学繊維の微粉末である。
直射日光下なので大量のホコリが見えて、息が出来なくなった。
叩けば落ちるだろう。
マスクをしてサンシェードを叩きかけたが、出るホコリがあまりにも凄まじくて中止。
散水器で大量の水をかけ、ウッドデッキは水浸しになった。
1時間後、撒いた水が乾くとウッドデッキの表面に、銀色のマダラ模様が出来た。
みっともないほどなので、雑巾がけすることになった。
写真は撮り忘れたが、微粉末が目に見えるのだからすごい量である。
これで終わりにはならなかった。
水で微粉末を流したのに、乾いたサンシェードを軽く爪弾きすると、相変わらず微粉末が舞い上がる。
気持ち悪くてさわれない、近づきたくない。
結局、シェードを取り外して、地べたで水をかけながら丁寧に洗うことになった。
手間暇はかけたが、この一件でマイクロプラスチックの環境問題への関心が少し湧いた。
ネット検索すると、海洋を汚染しているマイクロプラスチックの30%は、家庭用洗濯機から出たものだという。
ボクは、サンシェードを爪弾いて出たホコリに驚いたが、日常の洗濯でもっと大量のマイクロプラスチックを流し続けていたことには気づいてもいなかった。
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