泣きウサギ

今日も曇天。
エゾライチョウ探しに、十勝岳麓の望岳台付近に登った。
林道に入り込んで走り回ってみたが、今日もエゾライチョウとの遭遇は果たせない。
地元の人は「林道を走っていると時々出会う」と言うけれど、「それでは偶然に出会いましょう」というわけには行かない。

望岳台駐車場に車をとめて探勝路を歩いてみた。
沢や日陰の窪地にはまだ雪が残っている。
写真が探勝路の入り口。

沢を渡る橋が2本あり、奥の大きな橋は完全に朽ちているから、歩けば踏み抜くだろう。
手前の小さな橋は折れているが朽ちてはいないので、こちらを通った。
どちらの橋も封鎖されているが、ロープの隙間から入れる。
寒すぎるためか鳥は少なく、ルリビタキ、ビンズイ、ウグイス、アオジだけ。

鳥が駄目ならナキウサギ（泣きウサギ？）
岩場を２時間ほど探して発見。


すぐ下にある吹上温泉無料露天風呂に入って、冷えた身体を温めてから、昼食を作った。
圧力鍋で炊いたあきたこまちに、大根おろしを載せたハンバーグ、冷奴、ミニトマト、ラッキョの酢漬け。
アツアツのハンバーグを食べようとしたら、窓のすぐ外でコマドリの囀り。
これは一大事と、双眼鏡を握って飛び出したが、声はすれど姿は見えず。
結局、ハンバーグが冷めただけ。