キャンプ場暮らし３日目

別海キャンプ場で２泊を過ごした。
今日も黒雲が空を覆い、時々雨がぱらつくものの、強風だけは収まった。
日中の気温は２２度前後だが、湿度が過飽和状態のようで蒸し暑い。
初めての経験だが、冷蔵庫の扉の表面が、結露でびしょ濡れになった。

午前中はコインランドリーまで走って、洗濯と布団干し。
洗濯機が回っている間にスーパーを覗くと、鮮度の良い根室のサンマと、道産のイカが特売されていたので、これを買った。
キャンプ場暮らしだと、ゴミ処理の心配なく魚介類がさばけるし、気兼ねなくサンマも焼ける。

午後は、キャンプ場で同宿になったカミさんたちが集まって、昨日と同じように、ビーズの飾りもの作りを始めた。
残された亭主どもは、退屈そうにブラブラしたり、釣具の準備をしたり、夕食の準備をしたり・・・。

カミさんが帰宅すると、早速サンマを焼いた。
盛大な炎と煙が上がった。
腹の中まで脂肪がたっぷりと貯まっていて、あまりの旨さに、久し振りに内臓までたいらげた。
残ったのはこれだけ。


入浴は昨夜に続いて、キャンプ場に隣接する温泉「郊楽苑」。


ここは、ちょっと珍しいモール温泉である。
モール泉は泥炭層からの溶融物を含み、コーヒー色をしていて、僅かにツルリとした触感がある。
泥炭は植物が化石化したものだから、モール泉には植物由来の有機物が含まれていて、この珍しさが喜ばれているようだ。
モール泉では十勝川温泉が有名だが、溶融成分量はこの郊楽苑のほうが多いらしい。入浴料は６００円。