ニンニクを「70℃・湿度90%」の環境で、2週間から20日間ほど熟成させれば黒ニンニクになる。
丸のままのニンニクを、古い炊飯器に放り込んだら、保温にして、あとは待つだけだ。
べちゃべちゃさせないようにと、数日に一回フタを開いて蒸気を飛ばしたり、出来上がる頃にフタを開放して外側を乾かすという人が多いようだ。
ミスターマックスで、70~210度の保温機能がついた電熱鍋を見つけたので、衝動買いしてきた。
中古の炊飯器を探すつもりでいたのだが、この電熱鍋なら黒ニンニクに限らず、他の用途にも使えそうだと思ったからだが、良く考えてみると問題がありそうだ。
炊飯器と違って、容器そのものに断熱性が全く無い。
発熱プレート部分の温度が70度でも、熱がどんどん逃げる構造だから、各所に温度むらが生じて、容器内の温度調節が難しくなりそうだ。
初回だし、鍋蓋の蒸気抜き穴に温度計を差し込んで、温度管理しながらやってみようと思ったら、カミさんが「20日間も自宅に居るわけないでしょ」。
言われてみれば、正月が明ければキャンピングカーで出かけたくなるに決まっている。
いつになったら取り掛かれるか分からないが、とりあえず野菜クズを入れて、温度の確認テストを始めた。