kenharuの日記

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阿蘇

2012-03-30 | 旅行記
道の駅「阿蘇」の朝。
今朝もおおむね晴れ。
昨日は久住高原、今日は阿蘇山のドライブだが、天候に恵まれてありがたい。

米塚の横を通る阿蘇パノラマラインを登って、阿蘇山の南側まで走り抜けた。

山焼きの炎と煙が見えた。

大野勝彦美術館に到着。
ここはキャンピングカーのお仲間に教えてもらったスポットである。
両腕を失ってから、義手で描いた絵と詩が展示されている。
障害を克服した姿が、みんなに勇気を与えてくれる、良い美術館だ。

背骨の損傷で両手両足がマヒし、口にくわえた筆で見事な絵と詩を書いている、星野富弘氏の美術館(群馬県)に良く似ている。

阿蘇を下り始めると、猛禽が飛び交っているのを見つけ、しばらくカメラを向けて遊ばせてもらった。
これはノスリどうしの空中バトル。

猛禽は足爪が武器なので、互いに足を向けあう。
今年は全国的に冬鳥が激減しているため、走行中に野鳥を見つけてクルマを止めることがとても少ない。

その後、阿蘇ファームランドで昼食を食べたり遊んだりして、さらに山を下った。
「日本で一番長い名前の駅」に立ち寄る。
その名前は「南阿蘇水の生まれる里白水高原駅」。


駅から眺めた阿蘇山。


駅前の案内看板を見ると、この周辺には、阿蘇の伏流水の湧水が幾つもある。
ちょうど飲料水が不足しているので、水汲みに行った。
ペットボトルを持って湧水の端に行くと、底から水の湧いている池があるだけで、飲用の水汲み場はどこにもない。

池の水はきれいだが、小魚が泳いでいる。

通りかかったクロネコヤマトの配達車をとめて、「飲み水の汲める湧水は?」と尋ねた。
教えられて、次に行った泉がこれ。


泉は線路の真下にあり、「湧水量は毎分5トン。上水道が出来るまでは、飲用に使われていた」という説明書きがある。
ここにも、飲み水を汲むための設備は無い。
ツバキの花や枯葉が浮かんでいて、小魚が泳いでいた。
湧水はまだ他にもあるが、ここで水汲みを断念。

南阿蘇には「一心行の大桜」の案内看板が、いたる所にあるので、立ち寄ってみた。
桜は開花前なのに、大桜のある小公園への入場料が300円だという。
入場しなくても公園内の全景が見えていて、大桜のほかに見るべきものは何も無い。
大きな樹木が一本立っているだけだ。
公園の外から、開花前の大桜を撮影して、引き返した。


日帰り温泉に浸かってから、阿蘇から南へ40キロほど下り、道の駅「清和文楽邑」に入った。
明日は有名な通潤橋を見物しようと思う。
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