kenharuの日記

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サケ釣り納竿

2012-09-23 | 旅行記
網走港の早朝。


今朝は、最後のサケ釣りなので、慣れているウキルアーを使った。
予定通りに、2本を釣り上げたところで納竿。
これ以上釣れば、始末に困る。
サケと一緒に、はいポーズ。


撮影が終わると、その場に出刃とマナ板を持ち出し、サケさばき。
2本のウロコを取り、ワタとエラを抜き、海水で洗う。
体勢が悪いし、魚は滑るし、何度も海水を汲み上げながらの作業だから、くたびれる。

やっと2本を処理し終え、やれやれと道具を洗い始めたら、近くの若夫婦がサケをヒットさせた。
獲物の取り込みを手伝うと、奥さんが「このサケ、貰っていただけませんか」。
サケ釣りは今日が初めてで、いつもはリリースする釣りしかしていないのだと言う。

貰ったサケをさばいていると、若夫婦は2本目を釣り上げて、「すみませんが、これも貰ってください」。1本目をしぶしぶ引き受けたものだから、今度は低姿勢で2本目を運んできた。
サケ釣りは初めてだというのに、運の強い人のようで、まもなく3本目をゲット。
結局3本とも引き受け、合計5本のサケをさばいたものだから、腰が痛くなった。
さて、5本ものサケをどうしよう・・・
道具を片付け、なんとかサケを処理し終えて、今年のサケ釣りが終了した。

網走港の釣りで、面白かったのは、友人のTご夫妻だ。
お姫様釣りの奥様は、足元付近で3本を釣り上げ、釣り場のマドンナになった。
そのご亭主は、泳いでいるサケをタモですくいあげ、人気者になった。

岸壁沿いに水面をゆっくり泳いでいるサケが居て、誰かが「タモですくったらどうだ」と冗談を言うと、Tさんが「どれどれ・・・」。
タモを水面に下ろすと、意外にもサケはあっけなく網の中。
周りの釣り人たちは大笑い
獲物は傷ついて弱った、大きなメスだった。。
母体は弱っても、成熟した卵は別の命だから、Tさんは労せずして、良質で大粒のイクラをゲット。

面白いことに、その後に再び、大きなサケがユラユラ泳いできて、誰かが「タモ名人!また来たよ~」。
今度はまさか・・・の思いで見ていると、Tさんは再びすくい上げに成功。
釣り人たちは、やんやの喝采。
Tさんは「これ、私が頂戴してよろしいですか?」とエビス顔。
今度もまた、ブナのかかった大型のメスだった。

ボクらは網走を離れ、今夜のP泊は、道の駅「メルヘンの丘めまんべつ」。
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