kenharuの日記

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二日目のウトロ

2013-08-13 | 旅行記
道の駅「ウトロ・シリエトク」の朝。
雨合羽姿で出陣した。

本降りの雨にもかかわらず、釣り場は既に満員状態だった。
まだ釣りにならない時刻なのに、有利な位置を確保しようと、渚には釣り人たちがズラリと立ち並んでいる。

釣り人はほぼ等間隔で並んでいるから、とても割り込む余地は無いように見える。
しかし、サケマスの釣り場は、釣り人の数が2倍に増えれば、並ぶ間隔を半分に詰めるのが普通である。
間隔のやや広い隙間を見つけて、「すみませんね」と声をかけて、入れてもらった。

広めの隙間が埋まると、今度は他の隙間が広く見えるようになり、次はそこが狙われるから、しだいに全体の間隔が詰まっていく。
特別に人気のある釣り場は1メートルほどの間隔で立ち並ぶし、突堤の先端など、特殊な人気ポイントは、身体を斜めにして並ぶ「ダークダックス」状態になったりもする。

ウキがようやく見え始める頃になると、誰かが号令を掛けたかのように、突然一斉に釣りが始まる。
この釣り場は、右から魚群が入ってくるようだ。
右方向の誰かが1本目をヒットさせるのが見えると、その直後にボクにアタリが来た。
引きが強烈で、なかなか寄せられない。
大きなオスに違いない。

ドラグが緩んでいるのに気づき、締め増した瞬間に、右に走られた。
周囲の迷惑を最小限にしなければと、釣り人たちの足元を通して、半ば強引にマスを引き寄せる。
波打ち際でひと暴れされたが、何とか無事にランディング。
ファイトぶりどおりの、型の良いオスだった。

すぐに2本目が来た。
今日のボクはついている。周りはほとんど釣れていない。
しぶしぶ割り込ませてくれた、両側の釣り人に申し訳ない気がした。
その後、2回のアタリはあったが、今朝の釣果はこの2本だけに終わった。
昨日に続いて今日も、この釣り場は魚影が薄く不調だった。

今日の成果はオス2本。

昨日は友人に「0ー2」で負けたが、今日は「2-0」でリベンジ達成。
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