kenharuの日記

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ヤマブドウ酒の作り方

2015-09-27 | 食べ物
山葡萄ジュースを作りたい人は、先にヤマブドウ酒(ワイン)の作り方を知っておいたほうが良い。

「ヤマブドウ酒の作り方」
(1)完熟ヤマブドウには天然の酵母菌が付着しているので水洗いをしないで、マッシャーなどを使って潰す。
(2)それに5~10%の砂糖を加え、漬物用のポリ袋に入れて、輪ゴムなどで口をしばる。
(3)そのまま放置すると2〜3日でアルコール発酵が始まる。アルコール発酵というのは、酵母菌が糖分をアルコールと炭酸ガスに分解することである。だから発酵しているかどうかは、ポリ袋が炭酸ガスで大きく膨らむことで分かるし、糖分が分解されて甘さが消えて行くことでも分かる。
(4)あとは、表面の雑菌繁殖を防ぐために毎日一回攪拌してやれば(袋を揺するだけで良い)、2~3週間で発酵が終わる。後は布等で濾して澱引きすればヤマブドウワインが出来上がる。

このように、ヤマブドウ酒は簡単に出来てしまう。
これを知っておかないと、ヤマブドウジュースを作るつもりでも、違法なヤマブドウ酒作りになりかねない。
ジュースを作る場合も果実を潰して砂糖を加えるのだが、必ず加熱して酵母菌を殺しておかないと、保存している間に酒になってしまうのである。


さて、今日の本題。
「焼酎に梅やユズなどを漬け込んだ果実酒が酒税法違反にならないのに、ヤマブドウだと違反になるのはなぜか」
焼酎は既にアルコール度数が高いので、酵母菌の付いたヤマブドウを入れても、新たなアルコール発酵は起こらない。にもかかわらず酒税法違反になるのはなぜだろう。
ずっと疑問に思っていたが、今日その理由に気づいたと思う。

禁止の理由は「ヤマブドウの焼酎漬けを認めれば、一滴の焼酎に大量のヤマブドウを漬け込む不心得者が出る」と当局が考えたからだと思う。
この場合は果実酒などではなく、実質的なブドウ酒作りに違いない。


今日は午前中を摩周水郷公園でくつろいだ。

寄り道をしながらトロトロと走り、夕刻、釧路の春採公園に到着。

公園散歩で撮ったススキ。

今夜は十五夜である。






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