これはテレビボードの引き出し。
引き出しの上に大きな空間がある。
背の高いものが入れられるというのだろうが、なんだか間が抜けている。
こんな引き出しが2箇所にあるので、引き出しの位置を変えてみようと分解を試みた。
スライドレールを外し、その下にあるスペーサーの木ネジを抜こうとしたが回らない。
木ねじにしては異様に固いのである。
十字穴を滑らせたらお終いなので、あの手この手を使って慎重に抜き取ったネジがこれ。
見たことのない、変なネジである。
左三分の一に傾斜のゆるいネジ山があり、右三分の一には急傾斜なネジ山がある。
そして、中央の三分の一には、両方のネジ山が同居している。
左三分の一は理解出来るが、右側の意図がわからない。
昔、首下三分の一が逆ネジになっている木ネジを見たことがある。
これをねじ込めば、ネジの先端は下地材を引き寄せて、首下の逆ネジは上材を下地材に押し付けるのだという。
下地材と上材との間にスキマが出来ないようにする、画期的な特許ネジだと聞いた。
ちっぽけなネジにも、いろいろ工夫がこらされている。
写真の頭部下にあるスジは、ザグリ穴を開けるための突起。
先端の割れ加工は、木くずを逃して木割れを防ぐためのもの。
引き出しの上に大きな空間がある。
背の高いものが入れられるというのだろうが、なんだか間が抜けている。
こんな引き出しが2箇所にあるので、引き出しの位置を変えてみようと分解を試みた。
スライドレールを外し、その下にあるスペーサーの木ネジを抜こうとしたが回らない。
木ねじにしては異様に固いのである。
十字穴を滑らせたらお終いなので、あの手この手を使って慎重に抜き取ったネジがこれ。
見たことのない、変なネジである。
左三分の一に傾斜のゆるいネジ山があり、右三分の一には急傾斜なネジ山がある。
そして、中央の三分の一には、両方のネジ山が同居している。
左三分の一は理解出来るが、右側の意図がわからない。
昔、首下三分の一が逆ネジになっている木ネジを見たことがある。
これをねじ込めば、ネジの先端は下地材を引き寄せて、首下の逆ネジは上材を下地材に押し付けるのだという。
下地材と上材との間にスキマが出来ないようにする、画期的な特許ネジだと聞いた。
ちっぽけなネジにも、いろいろ工夫がこらされている。
写真の頭部下にあるスジは、ザグリ穴を開けるための突起。
先端の割れ加工は、木くずを逃して木割れを防ぐためのもの。