kenharuの日記

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閃輝暗点

2019-05-09 | その他
一昨日の夜、風呂上がりのカミさんが「鏡に写る自分の顔が半分しか見えない」と言い出した。
どんなふうに見えるのかと尋ねたら、絵に書いた。

「へえ、ほっそり顔に見えるのか?」
「それは脚色よ。左が欠けて見えるの」

柱時計の絵も書いた。

7時から10時が見えない。

両目で見ても、左右どちらの片目で見ても、半分近くが欠けるというから、原因は眼ではなく脳ということになる。
血圧を測ると、普段よりやや高の129。
何であれ、とりあえず安静が良いだろうと横になると、間もなく症状が消えた。
症状が消える頃に頭痛を感じたという。

電話で医者に相談すると、閃輝暗点(せんきあんてん)らしい。
それなら前歴があるのだが、今回は症状の出方が違ったのでちょっと心配した。
「念の為MRA検査を」と言われたので、今日は脳神経外科で半日を過ごしてきた。

頭部の血管造影は異常なしで、やはり閃輝暗点らしい。
75歳の院長が「私も閃輝暗点がありますよ」とつぶやいた。
年寄り病なのかな。
さらに念の為、頸部の血管造影を予約して帰宅。
もう保険適用の健康診断みたいな気がした。
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