世界中がプーチンひとりに振り回されている。
核兵器を持ったならず者が暴れると、誰も手が出せない。
人類を人質にとれるからだ。
厄介なことに、最近の技術革新が独裁国家を助けているように思える。
最新技術で国民と政敵を監視すれば、反政府活動などは効率よく抑え込める。
将来自分の邪魔になるかもしれない人物や動きを早期に発見して、芽のうちに摘む。
いったん権力を握れば、死ぬまで皇帝のままで居られる。
そういう時代になったのかもしれない。
それにしても、NATOの東進阻止という目的で、攻め込まれた隣国ウクライナはたまったものではない。
中国がアメリカに言ったという「太平洋は米中両国を受け入れる十分な大きさがある」という言葉を思い出した。
これは「国力にふさわしい勢力圏を太平洋に持ちたい」という中国の意思表明である。
まさか日本がウクライナ状態になるとは思わないが、核大国の爭いにはとばっちりがある。
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