「グズグズしていると、残り僅かな健康寿命がどんどん減っていく」
これは、元気な後期高齢者共通の思いだろう。
今のボクは積極的に出なければいけない時期なのだが、諸事情が重なって自宅暮らしが続いている。
毎日の退屈に負けて、老後のお楽しみ用として保管している宝物に、つい手を出し始めた。
キャンピングカーの旅日記である。
2007年からコロナ禍が始まる頃まで、およそ14年間の旅日記。
毎年5ヶ月の旅だったとすれば、およそ2000日分の記録になる。
ブログ公開している旅日記とは違って、プライベートなことまで書かれているから、読み返すと本人には面白い。卓上に地図を広げて読めば、昔を再体験出来る。
しかし、半ばまで読み進んだところでやめにした。
「まだもったいない、後日のためにとっておこう」と思ったからである。
老人ホームに入るようなことになったら、クルマ旅に関しては、この日記帳と愛車のミニモデルを持参しようと考えている。
このミニカーは、愛車を四方から撮って張り合わせて作った、言わば「立体記念写真」である。
自転車も愛用していたもの。
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