友人に瓦そば(乾麺)を頂戴した。
10年前にクルマ旅で立ち寄ったことのある、下関「たかせ」の品である。
この店で食べたことを思い出した。
なぜか店内に露天風呂があって、蕎麦を食べると無料入浴させてもらえた。
そんな思い出話をしながら、二人で台所に立った。
カミさんが錦糸卵や焼肉を作る間に、ボクは蕎麦を茹でたり焼いたりする。
箱書きの手順に従って、麺を茹でて冷やしたところで、作業が止まった。
「えっ!」
冷やした麺を60分間水切りしろ、と書いてある。
ここまで来て60分待てる人は、まあ居ないだろう。
具材は冷めるし、腹は減る。
具材は冷めるし、腹は減る。
カミさんが「6分の間違いでしょ」と言うので、本家本元に電話で問い合わせてみたら間違いではない、やっぱり60分だという。
水切りはほどほどにして、フライパンで下面をパリパリに焼き、それに具材をたっぷり載せて、熱いつけ汁で食べた。
食べながら思い出したのは、たかせの瓦そばよりも、下関の「火の山公園」でご馳走になった、キャンカー仲間Kさんの手作り瓦そば。
瓦ではなくホットプレートに載っていたが、きれいで美味しかった。
下関のKさんにはご無沙汰しているが、どうされているだろう。
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