kenharuの日記

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高齢者の運転

2024-07-24 | その他
カミさんの友人が、擦り傷だらけの軽自動車を運転して、遊びに来た。
自宅のブロック塀にこすったという、長い長い擦り傷が両側にある。
近頃は運転が怪しくなり、娘さんに「絶対に人を載せないで」と厳命されているらしい。

楽しいおしゃべりが終わると、家の外までお見送りをした。
彼女の駐車位置を見ると、うちの車に僅か数センチの「寸止め」になっている。
ぶつけなかったのは、たぶん運が良かっただけだろう。

乗り込んだ彼女が「エンジンがかからない」と言う。
オートマチック車である。
その足元を覗くと、左足でサイドブレーキを踏み、右足をアクセルに乗せている。
「右足をブレーキに乗せないと始動できませんよ」
「ブレーキは踏んでるわよ」
「いや、右のブレーキを踏まないと・・・」

なんとか始動させ、ゆるゆると動き始めたら、今度は左足がサイドブレーキを踏み続けている。
「ブレーキを踏んでますよ!」
「ゆっくり出るから大丈夫」
「え?」
たぶん今日は彼女の調子が悪い日なのだろう。
無事に帰宅出来たのかと、しばらく気になった。

自分も運転能力低下の自覚がある。
先日高齢者講習を済ませたばかりだが、返納の日はもう遠くはない。




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